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2016年 09月
拝む姿 みな尊し   << 前月

―The feeling of a reverential posture is beautiful and wonderful.―

 「ちくしょう…」などと愚痴をこぼしながら手を合わせる私のような人も、中にはいるかと思います。しかし、安心してください! 「阿弥陀さまは、心乱れる人ですらお救いになる」と法然上人はおっしゃっています。なんとありがたい…。
 「手を合わせる美しい姿」というとやはりお仏壇、お墓の前で手を合わせる方々の姿を思い浮かべます。その背中には心の底から先祖を尊ぶ心、仏さまにすがる想いがにじみ出ていて、「見習わなくては…」と常々思っています。きっと誰もがその姿を次の世代に伝えなくては、と考えているのではないでしょうか。
 私も我が子たちにその姿を伝えたいのですが、なかなかうまくいきません。それはズバリ「父ちゃんがかっこよくないから」だと考えます。誠に堕落した生活の結果であります。
 我が子は近くのお寺の幼稚園に通っています。子どもを送っていく際、園の手前で本堂が臨めます。毎朝私は「ああ阿弥陀さま、今日もいやなことがありませんように…」と後ろ向きなことを願いながら、手を合わせます。「おててぱっちん、おはようございますって、一緒にするんだぞ」機嫌がいい時は一緒にやってくれます。機嫌が悪い時はそれどころではありません。友達と一緒の時もだめです。友達がいると、突然立ち止まって手を合わせたりしたら「おかしい」と思われてしまうと恥ずかしがっているのでしょう。
 ここで私がとるべき行動はどんなものでしょうか? どなたか教えてください(笑)。例えば…①我が子と友達に「さぁ、みんなも一緒にやるぞ!」と促す。②我が子に「おまえだけはちゃんとやらなきゃだめだ!」と言う。③後ろ髪をひかれながら「今日はいいか…」とやり過ごす。④自分だけやる。どうでしょうか…ちなみにご推察のとおり私は③しか出来ません。他のお母さん方が私を見て「拝んでいる人がいるわよ」「お坊さんです、っていうアピールよ。いやねぇ」と思われるのではないかと、びくびくして消極的になってしまうのです。全くダメです。
 しかしこれを機に、まずは④を努めてやろうかと思います。いつか私の姿が美しく見えるようになったら、見ている子達が真似をしてくれるかもしれません。いやぁ、でも特に男の子は無理かもしれませんから、やはり気合を入れて、①「さぁ一緒に!」とやらなくては…。みんなで手を合わせる姿、さぞや美しいことでしょうね。

 
(千葉県松戸市 常行院 郡嶋昭示)


  拝む姿 みな尊し
     
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