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浄土宗の法話【2013年1月1日】

自然に・・・

   明けましておめでとうございます。今年も、よい年となりますように。

   さて、札幌での話です。

雪が降る前のよく晴れた日の事でした。息子と触れあえる貴重な時間が、出来たのです。私はサッカーボールを持って息子と自転車で豊平川とよひらがわの河川敷に向かいました。私の後ろを自転車でついてくる息子が、離れずについてきているか注意をしながら向かう途中のことです。車の往来が無いことを確認した上で車道を横断しようとしたその時、

   『お父さん駄目だよ!』

   『ハッ!』と気付くと同時に、自分自身がとても恥ずかしくなりました。

   近道をしようと横断歩道ではなく車道を渡ろうとした私を息子が戒めたのです。いくら自分が大人で子供に比べて視界が広く、判断力が勝っていようとも駄目なものは駄目、悪い事は悪いのです。

   仏教の教えを一言で表しますと『悪い事は止めなさい。善い事をしなさい』と言えるでしょう。

   人が見ていようと見ていまいと、悪い事は止め、善い事をするよう努めることが出来るよう自分自身の心を養うことが大切です。

   善い事、悪い事を、頭で判断するのは簡単ですが、いざ行動に移すとなると、とても大変なことです。

   私の真似をして後ろをついてきた息子が交通事故に遭ってしまったら…。私は取り返しのつかないことをしてしまったことになります。

   私達は日常生活の中で、無意識に幾つも善悪の判断をしていますが、頭で考え判断をするだけではなく、正しい判断を行動に表せる心を養っていくことが大切なのです。

   お経には、「阿弥陀様は無量の光を放ち、私達を照らし包み込んで下さっている」と説かれています。

   南無阿弥陀仏とお念仏をお唱え申しておりますと、阿弥陀様の光に照らされて物事の道理に暗い私達を、正しい道へと自然に導いて下さるのです。

北海道札幌市 長専寺 石田 桂晋