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浄土宗の法話【2013年1月15日】

いろいろなお願いごと

   世界遺産の中尊寺をお参りしました。雨模様の少し肌寒い日でしたが、多くの人々が参拝していました。

   駐車場から金色堂まで歩いて15分程の道沿いには地蔵堂・薬師堂など幾つものお堂があります。
訪れた人々は、それぞれのお堂でお賽銭をあげお参りをしていました。私も地蔵堂では地蔵様に旅の安全を、薬師堂では薬師如来様に自身と家族の健康をお願いしました。

   途中で一休みしておりますと、70代のご夫婦が「お父さんお地蔵様に何をお願いしたの」「○○の大学合格をお願いした」「私も同じだわ、これで一安心」と笑顔で会話をしていました。
知り合いのアメリカ人から「日本人は自身の宗教に関係なく、何でもお参りするのが不思議だ」と言われたことがあります。

   「いわしの頭も信心から」と言われるように、昔から日本人はいろいろなものを信仰の対象としてきました。寺社をはじめ、太陽など自然界のものにも手を合わせ敬いの心を表してきました。また、道端には小さなお社やお地蔵様などが祀られ地域の人々に大切にお守りされています。

   中尊寺・金色堂は、天治元年(1124年)藤原清衡によって建立されたもので、阿弥陀仏が築かれた西方極楽浄土を表したもので、中心に阿弥陀仏、左右に勢至菩薩と観音菩薩、六体の地蔵菩薩が祀られています。

   ここで出会ったご夫婦の会話の通り、私たちは日々さまざまな事を神仏にお願いすることで、何となく安心して心に安らぎを得ることができているように思います。
いろいろな所に「お願いできるところがある」「頼れるものがある」ということは大変心強いことです。

   最近は「終活しゅうかつ」といって、自身の葬儀の形式や自分流のお墓や埋葬方法を生前に準備することが盛んに行われているようですが、自身の行き先も、毎日「南無阿弥陀仏」とお称えして阿弥陀様にお願いしておくことが大切だと思います。

北海道旭川市 浄道寺 佐伯 教道