中国・唐代の浄土教の大成者。法然上人は、43歳のとき、この善導大師が著した『観経疏』の「一心にもっぱら弥陀の名号を念じ、行住坐臥、時節の久遠を問わず、念々に捨てざる者、是を正定の業と名づく、彼の仏の願に順ずるが故に」という一文を見て、お念仏こそすべての人々が救われる教えであることに間違いはない、との確信を得、浄土宗を開かれました。法然上人は、「 偏(ひとえ) に善導大師に 依 (よ) る」と言っています。浄土宗では、宗祖法然上人に対し、善導大師を高祖と仰いでいます。