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北米開教70周年記念法要
    
 北米開教区(谷地玄雅総監)では11月11日、浄土宗北米開教本院を会場に「浄土宗北米開教70周年記念法要」を厳修、来賓・団体参拝団・檀信徒を合わせ約200名の参詣者と共に祝った。
 北米開教は昭和11年ハワイ開教区開教使であった野崎霊海師をロサンゼルスに送り、北米における開教活動が活動され、今年開教70周年を迎えた。
 当日はまず午前10時30分から日本の雅楽諸師による舞楽「還城楽」奉納、引き続きキャロル・ウェッブ氏による供茶が行われた。
 午前11時からは記念法要が厳修され、導師に稲岡康純宗務総長、脇導師は里見嘉嗣宗議会副議長・谷地玄雅北米開教総監、また村上眞孝総務局長・佐々木陽明南米開教総監ならびにワジラ・ワンサハワイ開教総監、元北米開教使服部正穏師・伊川浩史師、ロサンゼルス各宗仏教連合会の開教師(使)等が随喜、佛教大学ロサンゼルス校からは福原隆善学長をはじめ舘憲雄法人事務局長、講師のグレン・T・ウェッブ博士、目幸黙僊博士、リタ・ハラス講師、スーザン・シュローター講師、D-J 講師等が参加された。
 法要中は、仏教聖歌『ささぐみあかし』の伴奏で将来の寺院護持を担う檀信徒子女による献灯・献花・献香が、さらに檀信徒子女に対する灌頂洒水が稲岡宗務総長より行われた。


 また浄土宗北米開教本院では、本年記念事業として檀信徒の4万ドルを超える特別寄進によって館外整備工事が行われ、前庭の改修が完了(『宗報』9月号に記事掲載)。その貢献をたたえ、稲岡宗務総長より特別寄進檀信徒一家族ごとに感謝状・記念品授与が行われた。
 その後、参詣者一同で宗歌『月かげ』を斉唱し、厳粛な中にも親しみ溢れる雰囲気の記念法要となった。
 法要に引き続き、ペパーダイン大学名誉教授・佛教大学客員教授グレン・T・ウェッブ博士による記念講演『心はひとつ A Heart of Oneness』が行われた。自分と他人を隔てず共存・共生の世界へと至るために東洋と西洋ではどのような教えがあるのか、また互いに学ぶべき点は何か等のテーマについて、博士は体験を交えて聴衆に語りかけた。当日参詣したアメリカ人、日本人双方にとって共通するテーマであり、非常に有意義な記念講演となった。
 記念講演の後、1階ホールにて祝宴が催され、浄土宗北米開教本院檀信徒でもある坂東和勝恵氏による日本舞踊『鶴亀』の披露・佛教大学福原隆善学長による乾杯の後、参詣者一同交流を深め、盛会のうちに記念法要は円成した。
 なおこの法要に際し、ハワイ開教区の谷地興文開教使(ヒロ明照院)・石川広宣開教使(コロア浄土院)、日本の浄土宗元開教使昭和会の田中康道会長(尾張)・藏澤豊彦(青森)・三上智紀(石見)・加藤善成(山口)、雅楽の田中勝道(茨城)・瀬戸隆海(茨城)・酒井宏典(埼玉)・福西賢雄(東京)・八百谷啓人(東京)・廣本康真(東京)等の諸師の協力を仰いだ。
・お念仏を広め70年 浄土宗北米開教区
 北米開教本院にメンバーら200名 稲岡総長を尊師に迎え盛大に記念法要