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葬儀とは? 告別式とは?

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葬儀とは一般に葬式とも言いますが、正確には葬儀式と言い、亡くなられた方の冥福を 祈り、別れを告げる儀式のことを言います。

葬儀も通夜の起源同様、お釈迦さまの両親が亡くなった時と、お釈迦さまが亡くなられた時にさかのぼります。これは、古代インドの理想的な王であった転輪王の葬儀がその原型となりますが、それは遺体を布や綿で体を巻き棺に入れ、香木の上に載せ火葬にし、その後塔を立て供養するものです。こうした由来に基づき仏教各宗がそれぞれの宗義にあわせて葬儀を行ってきています。

人の弔い方には、土葬、水葬、鳥葬、火葬などがありますが、仏教では火葬を本葬とします。

葬儀式には、寺の堂内や葬儀場で行う堂内式、外で行う露地式、火葬・土葬の現場で行う三昧式、自宅で行う自宅式などがありますが、今日ではほとんどが堂内式、あるいは自宅式です。

これに密葬と本葬があり、後日本葬がある場合、密葬はごく近親者ですませ、一般には案内をしません。

浄土宗では葬儀の法要は新亡(しんもう) (新たに亡なられた人)を極楽浄土に導くための下炬引導(あこいんどう) が中心になっています。下炬とは松明(たいまつ) で火をつける火葬の事で、引導とは新亡を浄土に導くためのものです。ですからこの引導を渡す瞬間が葬儀式での最も大切な時です。この瞬間を遺族、親族で迎え、葬儀式が終わります。葬儀とはあくまで故人のためのものであることを忘れないでください。

この引導を渡したあと焼香になります。区別するとしたらここからが告別式といえるでしょう。

親族の焼香、ついで一般会葬者の焼香になります。会葬者の人数や葬儀社によってはお経が始まるとともに焼香を始めることがありますが、浄土宗の檀信徒ですから、僧侶が引導を渡す瞬間まではすくなくとも会葬者ではなく、法要に、すなわち祭壇の方に集中するようこころがけましょう。

会葬者が多数予想される場合には、葬儀に引き続き告別式をする場合があり、その場合には葬儀は近親者ですませ、席を改め近親者は会葬者近くに並び感謝の気持ちをあらわします。

ですから葬儀と告別式は別のもので、葬儀はあくまで故人のためのものであり、遺族や親族が故人の冥福を祈り、別れを告げるためのもので、告別式とは、故人の友人、知人が最後の別れをする儀式で、本来葬儀に引き続き会葬者全員で遺骨を墓地に埋葬する前に行なう儀式でした。

最近では、一般の会葬者が火葬場まで行くことがないため、告別式は焼香を中心に行なわれるようになり葬儀と告別式を同時に行なうことが多くなっています。

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告別式を終えるといよいよ出棺となりますが、その前に会葬者へのお礼を喪主が述べることがあります。喪主に代わって親戚の代表が述べることもあります。

告別式が終わると故人を荼毘(だび) に付します。荼毘に付すとは火葬することです。そして火葬がおわって骨を拾うことを収骨といい、その勤めを灰葬といいます。

→ 葬儀の心得