800年大遠忌記念の特別展覧会
「法然 生涯と美術」が閉幕!!

平成23年3月26日から京都国立博物館で開催されてきた特別展覧会「法然 生涯と美術」(主催:京都国立博物館、NHK京都放送局、NHKプラネット近畿、京都新聞社)が、平成23年5月8日に閉幕しました。
国宝『法然上人行状絵図』を熱心にご覧になる
伊藤唯眞猊下
会期中は、法然上人の伝記の集大成ともいえる『法然上人行状絵図(知恩院/国宝)』をはじめ、『法然上人坐像(當麻寺奥院/重文)』、『選択本願念仏集(廬山寺本・奥院本/ともに重文)、『七箇条制誡(二尊院/重文)』『源智上人造立阿弥陀如来立像(浄土宗/重文)』など、法然上人ゆかりの品が多数出陳され、上人のご生涯と人物像、そしてそのみ教えや同時代の人々との関係をひもとき、大遠忌正当の年に法然上人を広くアピールできました。38日間で述べ10万人弱の方にご来場いただきました!!
今回の特別展覧会は大遠忌記念事業の中でも特に規模が大きく、対外的に数多くの調整や合意が必要なものでした。平成12年から企画とともに調整を始め、長い年月にわたる主催関係者の努力と出陳いただくご寺院等のご理解ご協力、そして学芸員の方々の熱意により実現。
京都国立博物館本館正面
過去には法然上人生誕850年の年(昭和57年)に、京都国立博物館で「知恩院と法然上人絵伝」と題した特別展示会が開催されていますが、当時の出陳物は知恩院所蔵のものが中心でした。
今回の展覧会では、さらに宗派の枠を超え、複数の宗派のご寺院からも法然上人またはその時代の人々のゆかりの品を出陳いただき、法然上人のご生涯やそのみ教えがさらに深く詳しくお伝えできたものと考えています。まさに800年大遠忌にふさわしい展覧会になりました。
今秋には、東京国立博物館で法然上人と親鸞聖人ゆかりの特別展「法然と親鸞 ゆかりの名宝」が開催されます。そちらも是非ご観覧ください!!
観覧者の感想
- 「法然上人絵伝」を中心に、順をおって法然上人のご生涯や思想が紹介されており、法然上人のことがよくわかりました。
- 資料でしか見たことがなかった「法然上人絵伝」や「選択本願念仏集(廬山寺本)」「七箇条制誡」などなど。それらの実物を間近に見ることができて感無量です!!
- 法然上人800年大遠忌にふさわしい展示会でした。京都に来たかいがありました!!
- 秋には親鸞聖人との合同展が東京国立博物館で開催されますが、そちらも是非拝観したいと思います。




