平成23年1月20日、宗祖法然上人800年大遠忌念仏行脚出発
源智上人の願文から教えられること… 伊藤猊下のご法話
伊藤猊下のご法話。皆さん真剣に聞いています
平成23年1月20日、午前の請来法要に続き、午後は総本山知恩院布教師会主催の聖日法要が執り行われました。その中で、伊藤猊下が「源智願文に見る二種回向」と題してご法話。源智上人造立阿弥陀如来立像が滋賀県の真言宗玉桂寺で発見されたときのことをはじめ、造立願文が像内に納入された最後のものであることから、像が建暦二年(1212)当時のものであり、その時代の基準となる仏像になったことなど、それからの調査で様々な発見があったことをお話しになりました。
また、結縁交名は本人だけではなく、故人を含む有縁の人まで記名されていることに触れ、現存者だけではなく過去者にも念仏の功徳があるように考えて、源智上人は結縁を勧められたと述べ、私たちはこういうつながりの中にあることを強調されました。
さらに、源智上人が願文の中で利他行について触れていることにも注目し、他の人を救おうとする想い、一人ひとりは小さく荒い網であっても、会社・学校・地域・宗教など様々な階層において、それぞれが出来る範囲で網を張れば何重にも細かな網となり、無縁社会と呼ばれる孤立した存在をどこかで受け止めることができるのではないか、それが源智上人の願文から教えられたことだと結びました。
東京・増上寺では大遠忌念仏行脚が、京都・知恩院を目指して出発!
出発式の様子
平成23年1月20日午後1 時、大本山増上寺には黒衣姿の僧侶らが続々と集合。同日から始まる宗祖法然上人800年大遠忌念仏行脚の参加者です。それぞれの支度を整えた後、東京教区主催の800万遍念仏会に合流。4 時に800万遍念仏会の終了に続き、出発式開式宣言がなされると導師の八木台下が入堂。全行程で捧持し、各立ち寄り寺院にて掲示する伊藤猊下揮毫の名号軸と八総・大本山の門法主による摂益文軸が八木台下により開眼。引き続き、念仏行脚出発法要を奉修しました。
八木台下により開眼いただきました
出発式の最後に東京教区念仏行脚実行委員長の窪川和順さんが高らかに出発宣言をすると、黒衣に網代笠、地下足袋姿の僧侶ら約50人がお念仏を唱えながら増上寺大殿を出発。参拝者が手を合わせながら見守る中、最初の立ち寄り寺院である芝組の妙定院に向かいました。
いよいよ出発!僧俗一体で念仏行脚します
大殿から大門までの沿道には燈籠がおかれ、「光の路」が演出されました。芝大門燈籠会実行委員会の皆さま、
ありがとうございました!!

最初の立ち寄り寺院妙定院に着きました | 到着寺院で名号と摂益文の軸をかけて回向します |






