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総本山知恩院で八百年大遠忌法要が奉修される

(写真)総本山知恩院で八百年大遠忌法要

(写真)知恩院

平成23年10月、いよいよ総本山知恩院において四週間にわたる大法要が始まりました。
当初は本年3月から4月にかけて予定されていましたが、東日本大震災の発生をうけて
今秋に延期となっていました。

期間中は、この五十年に一度の大法要に勝縁を結ぼうと、全国から約5万人の僧侶・檀信徒が出勤・参拝。法然上人に思いを寄せつつ、往生極楽を願ってとなえるお念仏の声が、日々、高らかに響きわたっています。

彼岸が過ぎて日差しもすっかり穏やかになり、秋風が心地よく感じられる京都。

平成23年10月2日、総本山知恩院御影堂において、法然上人八百年大遠忌の開白法要が知恩院門跡伊藤唯眞猊下御導師により、2,600名もの僧俗が参集する中で勤められ、四週間にわたる「元祖法然上人八百年大遠忌法要」の幕が開きました。

東日本大震災直後、目の前に控えていた大遠忌法要について、伊藤猊下は「弱者に慈愛を注いだ法然上人の法要を、被災者の困窮を視野に入れず勤めることは宗教者として良心が苦しむ」と心境を明かされ、来年から御影堂(国宝)の改修工事が始まることも考慮し、法要を今秋10月に延期することを決定。

その経緯の中、今回の開白法要後、伊藤猊下は、「念仏は生きている間はその功徳が積もりますし、お迎えがある時はお浄土の方から仏様のお迎えを得てお引き取りくださいます。一向に念仏すべしという念仏の力が私どもに生きる力を与えてくださっております」「八百年大遠忌を契機に、次の世代につながる念仏信仰を確立したい」とご垂示されました。

6日には、法要期間のハイライトともいうべき庭儀式(法要を勤める際、集会堂から本堂へ向かう行列のうち、屋外を練り歩くものを庭儀式といい、古くから大きな法会が厳修される時に行われてきたもの)が行われました。伊藤猊下をはじめ、宗内役職者の僧侶や檀信徒、それに稚児行列も加わって約1,000名が参加。法要の執行を近隣に知らしめる、賑やかで盛大な儀式となりました。

(写真)知恩院庭儀式の様子

また、11日には、東日本大震災物故者追悼法要が修され、15,800人を超える物故者の回向がなされるとともに、約4,000名もの行方不明者の発見と、被災地・被災された方々の一日も早い復旧が願われました。

毎日、1,000~4,000人を超える団体参拝をお迎えし総本山知恩院の大遠忌法要は、10月25日まで行われました。



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