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浄土宗ニュース

2013年 1月

浄土宗ニュース
*法然上人の心を伝える 大本山光明寺宮林台下がご巡教
ご教示される宮林台下 ○神奈川
 総・大本山のご門主・ご法主が、全国の宗内寺院を訪ねられ、檀信徒に法然上人の教えを親しく説かれる「ご巡教」が行われている。11月13、14日および11月30、12月1日の4日間、神奈川県鎌倉市にある大本山光明寺の法主宮林昭彦台下が、東京教区の4カ寺を巡られた。
 今回の巡教では、台東区の榧寺(日比野郁皓住職)、港区の天徳寺(藤本泰史住職)、世田谷区の大吉寺(成田昌憲住職)、港区の心光院(戸松義晴住職)の順にご訪問、各寺院で法要と法話を勤められた。このうち大吉寺では、大本山光明寺長谷川昌光執事長による、巡教の趣旨や浄土宗の十夜法要発祥となる同寺の歴史解説に続き、宮林台下を導師に法要が厳修され、参列者は法然上人への報恩謝徳の思いを込め、台下とともに高らかに念仏をとなえた。法要の後、宮林台下は、「老いること、病むこと、そして死と、この世を生きる上ではさまざまな苦しみがあります。しかし、生きている間にお念仏をとなえることで功徳が積もり、臨終の際にはその功徳によって阿弥陀仏のお導きにあずかり、極楽浄土に往生させていただいて、先立たれたご先祖にお逢いできることが約束されています。その喜びを感じてください」とご教示、参列した約120名の檀信徒らは、台下の温かいお言葉に熱心に聞き入っていた。また法要に先立ち、前大吉寺住職で大本山増上寺の法主ともなられた成田有恒師(ペンネームは寺内大吉)が仲人を務めた縁により招かれたフリーアナウンサーの石川顕氏が講演した。その中で氏は、自身がTBS在職時代から担当したスポーツ名場面の実況を再現するなど、軽快なトークで聴衆を魅了。最後は、「誰も見ていない、気づいていないと思っていても、仏さまやご先祖さま、そして何より自分の心が見ている、そう教えてくださった寺内先生との出会いが私の人間形成の原点です」と、師との思い出を振り返り、話を結んだ。(写真=ご教示される宮林台下)
*新しい願いと祈りのかたち 大本願雅楽会が組曲「ともしびは」披露
新しい願いと祈りのかたち 大本願雅楽会が組曲「ともしびは」披露 ○長野
 長野市の大本山善光寺大本願(鷹司誓玉法主)に関係する僧侶で組織される善光寺大本願雅楽会が12月1、2日の両日、千曲市の戸倉創造館と善光寺大本願本誓殿を会場に「ともしびは 2012 ふたつのステージ」と題したコンサートを開催した。このうち2日に本誓殿で開かれたコンサートでは、混声合唱団「明日歌」が、東北復興の願いを込め「相馬盆歌」、「斎太郎節」など福島、宮城県の民謡を熱唱、同雅楽会が管弦や舞楽を披露した。引き続き、辰野町を中心に活動する合唱団「コールドゥ」と同雅楽会が、仏教法儀と混声合唱を合わせた組曲「ともしびは」を披露(写真)。同会の山極秀之師(千曲市・宗安寺住職)が「願いと祈りのかたち」を新しい形で表現したいと作詩したもので、作曲家の唐沢史比古氏が作曲を担当した。読経、念仏に和・洋楽器を織り交ぜ、静かな始まりから念仏への歓喜が表現される終盤に向けての圧巻の演奏に、聴衆は引き込まれていた。
*新たな布教のヒントを探る 開教使らが公開カンファレンス
新たな布教のヒントを探る 開教使らが公開カンファレンス ○東京
 海外や国内の新たな地で布教活動や寺院建立を目指す僧侶の育成、助成などを行っている浄土宗開教振興協会が11月29日、大本山増上寺慈雲閣を会場に「未来の布教へのヒント.海外・国内開教を参考にして」と題した公開カンファレンスを開催した。3回目の今回は講師に大阪教区大蓮寺住職の秋田光彦師を招き、国内外の浄土宗僧侶や寺族ら約60名が参加した。秋田師は平成9年、塔頭の應典院の再建にあたり、人が集う寺を目指して円形劇場型の本堂を建立、以来様々な催しを行い、年間3万人が集う寺となった。秋田師は「寺はコミュニティーの縁側だと考えています」と語るなど、新たな布教のヒントを提示した。続くパネルディスカッションでは、国内外の開教使が各地の現状を紹介、参加者も交え、今後の開教のあり方の意見交換がされた(写真)。また、会場では開教地ゆかりの各種物品を販売、売上金10万4305円は全額、義援金として浄土宗寺院救援・復興に託された。
*寺院管理を再考察 災害対応と財務管理学ぶ
震災・対応について考察 ○熊本
 11月28、29の両日、熊本教区が熊本市の往生院と市内のホテルを会場に教区教化研修会を開催した。初日の往生院では宮城教区教化団長の中村瑞貴師が「東日本大震災からの学び.現状とこれから」と題し講演。また、昨年夏に豪雨被害を受けた、阿蘇市の道智寺住職坂田恭二師が当時を語り、教区内有志で結成した東北視察団代表の多門誠隆師が被災地の視察報告をするなど、災害への備えと対応に重きを置いた。二日目はコンサルティング・ライフプランナーの米村保樹氏により寺院財務管理についての講演が行われ閉会となった。(写真=震災・対応について考察)
*パネルシアター、落語、俳句 大正大学が新たな布教を模索
パネルシアター、落語、俳句 大正大学が新たな布教を模索 ○東京
 東京都豊島区の大正大学で僧侶を志す学生に対し、様々な布教の方法を知ってほしいと、仏教学部長の勝崎裕彦教授がパネルシアター(※)などを取り入れた講義を行っている。 11月22日は、後藤真法師(東京・圓通寺住職)が、お盆、施餓鬼をテーマに、パネルシアターを用いた法話を実演し(写真)、学生は熱心に受講していた。今後は落語、俳句なども取り入れる予定で、勝崎教授は「新たな布教の可能性を学生に模索してほしい」と語られた。
キーワード
*日本人が平和思想への規範を 同宗連研修会で核の危険性訴え
日本人が平和思想への規範を 同宗連研修会で核の危険性訴え ○東京
 浄土宗を含めた日本で活動する仏教、キリスト教などの宗教教団が加盟する「『同和問題』に取り組む宗教教団連帯会議」の東京支部が、11月13日、東京都杉並区の立正佼成会セレニティホールを会場に会員、各信徒を対象とした人権講座を開講した。公益財団法人広島平和文化センター理事長のスティーブン・リーパー氏が「戦争文化と差別の心」と題して講演し、核や原発の問題点を中心に平和思想について熱く訴えた(写真)。リーパー氏は平成19年にアメリカ人として初めて広島原爆資料館の館長に就任し、世界各国で平和を訴え続けている人物。氏ははじめに「今、世界は競争が中心の戦争思想が主になりつつある。その中で戦争が起これば人道的配慮もなく、狙われるのは原発。その攻撃が複数の原発となれば、被害はその国のみならず、世界中に及ぶ」と、核、原発の危険性について指摘。続いて、10月にニューヨークで開かれた第67回国連総会において、スイスなど35カ国が、核兵器の危険性を訴え提出した「核軍縮の人道的側面に関する共同声明」に日本が参加しなかったことを挙げ、「唯一の被爆国であり、福島原発事故を受け人道的な面では一番理解があるはずの日本が参加しなかったことに世界がショックを受けています。本来、日本はそのリーダーとなり世界に平和を訴えなければならないのでは。競争ではなく、共に生きる平和思想への転換は日本人が示してほしい、そしてその先導を宗教者が担うべきでは」と語った。
*ハレイワ浄土院創立100周年 再度の津波被災のりこえて
法要後の記念撮影 ○ハワイ
 ハワイ開教区オアフ島ノースショアのハレイワ浄土院(江崎晃司主任開教使)が創立100周年を迎え、現地の青年信徒らが中心となり、11月10日記念法要と祝賀晩餐会を開いた。同院は大正元年に室山実静師によって、念仏布教と日本語教育のセンターとして開創。昭和期には2度の大津波により壊滅的被害をうけたが、その都度、開教使と信徒が一丸となり再興、法灯を高く掲げてきた。法要は、内陣を全面修復し、新たに荘厳された本堂で行われ、全島の開教使や檀信徒約130名が参列し、100年の歩みを祝うと共に今後の発展が誓われた。(写真=法要後の記念撮影)
*出雲、尾張、岡山、鳥取:4教区で檀信徒大会 法話、歌、震災―趣向を凝らしたプログラム
出雲教区:時にユーモアを交え法話する神田師 ○出雲教区
 11月7日、同教区が松江市の東林寺で檀信徒研修会(併修・おてつぎ運動推進大会)を開催、約200名の檀信徒らが集まった。原量範教区長を導師とした開会法要に続き、大阪千日前の法善寺住職神田眞晃師が「法然上人御生涯をとおして」と題し法話。上人が倶会一処の教えを詠よんだ歌「露の身は ここかしこにてきえぬとも こころはおなじ花の台うてなぞ」の背景と心を説き、日暮らしの中での活かし方を述べた。また、同教区松江組組長の本田定裕師が「浄土宗入門」と題し、浄土宗の基本的な教えを解説した。(写真=時にユーモアを交え法話する神田師)
尾張教区:御忌法要では式衆が会場から入堂 ○尾張教区
 11月10日、同教区が名古屋市中小企業振興会館吹上ホールを会場に「檀信徒のつどい」を開催、約400名が集い満席となった。昨年まで同市内の建中寺で行われていた「教区御忌」を参加者の便宜を図りホールに変更、名称も親しみやすい「つどい」として開かれたもの。午前、午後の2部制で開かれ、午前は檀信徒総会のほか、同教区吉水講による詠唱や雅楽が奉納された。午後は地元のラジオなどで活躍する水谷ミミ氏の「笑顔にまさる薬なし」と題した講演のほか、法然上人のご遺徳を偲び、御忌法要が盛大に営まれた。(写真=御忌法要では式衆が会場から入堂)
岡山教区:報恩感謝のお念仏 ○岡山教区
 11月13日、同教区が法然上人御誕生の聖地、誕生寺で「只一向に念仏すべし」をテーマに檀信徒研修会を開催、約180名が集った。開会法要では、同教区寺庭婦人会が詠唱を奉納したほか、全員で法然上人ご遺訓「一枚起請文」を拝読しお念仏をとなえた。法要後、浄土宗布教師会中四国支部長の古野英樹師が研修テーマをもとに法話を行い、声に出してとなえるお念仏の功徳を説いた。昼食後は参加者一同で別時念仏を勤め、堂内に法然上人への報恩感謝のお念仏がこだました(写真)。
鳥取教区:参加者が一体となったペペのコンサート ○鳥取教区
 同教区が11月19日に境港市の光祐寺、20日に鳥取市の東善寺で檀信徒研修会(併修・おてつぎ運動推進大会)を開催。両日同じプログラムで行われ、合わせて約200名が集った。開会法要の後、総本山知恩院布教部課長の田中賢祐師が「不思議をいただく」と題した法話を行った。その後、ラジオ「浄土宗の時間」に出演する地元鳥取出身の女性デュオ、ペペが東日本大震災復興支援報告コンサートを開き、被災地で体験した住民との歌を通じたふれあいを、「いのちの理由」や「ともいき・・・未来へ」などの歌とともに報告した。(写真=参加者が一体となったペペのコンサート)
*法話と二胡―テーマは「記憶」 四条センターで佛大開学100周年講演会
二胡を演奏する田村氏。右奥が森師 ○京都
 京都市下京区の佛教大学四条センターが11月2日、同大学開学100周年企画として「大切な記憶を抱いて」と題し、法話と二胡を組み合わせた講演会を行った。総本山知恩院布教師の森俊英師が、現世と来世における「記憶」をテーマに講演し、「大切な人の愛おしい表情、やさしい声、共に暮らした思い出こそ、人生の宝物と言える。また、その記憶は来世でもなくなることはなく、阿弥陀さまのお導きによって極楽浄土で再会させていただける」とした。また、「音楽は記憶を呼び覚ます貴重なきっかけ」とし、二胡奏者の田村望圓氏(長野市・清林寺)を招き、演奏会が開かれた。「見上げてごらん夜の星を」「川の流れのように」などの曲に加え、オリジナル曲「終わりのない道」を制作の思い出とともに披露。集まった146名の聴衆は法話と音色に癒されていた。(写真=二胡を演奏する田村氏。右奥が森師)
*4割が初出展、貴重な胎内品も 大津市歴史博物館で企画展「阿弥陀さま」
様式・年代も様々な阿弥陀如来像が並ぶ ○滋賀
 10月13日から11月25日まで、滋賀県・大津市歴史博物館で、法然上人没後八百年と親鸞聖人没後七百五十年を記念し、「阿弥陀さま―極楽浄土への誓い―」と題した企画展が開催された。同展には、滋賀教区大津組・湖南組の浄土宗寺院をはじめ、市内の諸宗派寺院から約170件の阿弥陀仏・画などが出展され、大津における浄土信仰の流れと、様々な阿弥陀如来像の姿の変遷が紹介された。展示物の4割が初出展といい、また今回の出展が最初で最後とされる貴重な胎内品などもあり、一堂に並んだ阿弥陀さまに観覧した人びとの中には、手を合わせる姿も多く見られた。(写真=様式・年代も様々な阿弥陀如来像が並ぶ)
浄土宗掲示板ニュース
*宗務庁からの浄土宗掲示板ニュース(リンク)
東日本大震災関連ニュース
*陸前高田に追悼のお念仏の声 全国から青年僧が結集 別時念佛会~再会を願って
全国から青年僧が結集 別時念佛会
念仏会への想いを語る寺井理事長
浄土寺から見下ろす陸前高田市街地
○岩手
11月28日、全国浄土宗青年会(全浄青=寺井一哉理事長)が岩手県陸前高田市の浄土寺(菅原瑞秋住職)で「別時念佛会~再会を願って」を開催。大本山増上寺法主八木季生台下をはじめ、全国から僧侶約170名、近隣の檀信徒、住民など約130名が参集した。全浄青は、43歳以下の浄土宗僧侶で組織する団体。少しでも被災者に寄り添いたいと、日時や時間を定め共々に励まし合いながらお念仏をとなえる別時念仏会を企画、実施した。正午過ぎに開会式が行われ、挨拶に立った寺井理事長は「震災で亡くなられた大切な、大切な方がおられる安らかな極楽浄土で、必ず再会させていただくことを願いお念仏をおとなえいたしましょう」と述べ(写真中)、菅原住職は「私たちは忘れられては困るのです。今回に限らず二度三度、皆様と浄土寺でお念仏を申したい」と、被災地の風化防止を訴えた。続いて境内で、念仏踊りの一種「槻沢念仏鎧剣舞」が、地元保存会により奉納された後、再び本堂に移り八木台下を導師に別時念仏会が開かれた。満員となった本堂で1時間にわたり僧侶、檀信徒、住民らが共々にお念仏をとなえ(写真上)、その中で回向師が震災物故者の名前を一人ひとり読み上げ回向を行った。念仏会の後、同会災害救援前本部長の東海林良昌師が震災一周忌の際に遺族が読んだ追悼文を朗読し「決してこの心は忘れてはいけません。まだまだ辛いことも多いですが共に生きましょう」と結び、閉会。帰りには滋賀浄青が「米一升運動」で集めた米や、東北ブロック浄青の「ともいき米」が住民に手渡された。この別時会に限らず多くの浄青会員が継続して被災地支援に訪れているが、近頃は「だいぶ復興したのでしょう?まだ行っているの」との言葉をかけられることが多いのだという。写真下は、当日、同寺から見た陸前高田市街地。かつては住宅、店舗などで賑わい、海は見えなかったという。地震から1年8カ月経ったいま残るのは、住民の宝物であったはずのものが瓦礫と化してしまった居住地の跡。復興とは何かを、もう一度考えたい
*災害復興岩手事務所が本格始動 にこまるクッキーを中心に交流の場へ
事務所前で菅原住職(左)と新谷事務局長 ○岩手
 岩手県における浄土宗の震災復興拠点となる浄土宗災害復興岩手事務所が陸前高田市高田町の浄土寺(菅原瑞秋住職)境内に設置され、11月27日、開所式が営まれた。浄土寺は大津波により本堂半壊、庫裏流出など甚大な被害を受けたため、これまで菅原住職が兼務住職を務める正覚寺(同市竹駒町)を仮事務所としていたが、浄土寺本堂が再興したことから、境内にトレーラーハウスを搬入して、同所を事務所としたもの。開所式は浄土宗災害復興事務局の新谷仁海事務局長を導師に勤め、菅原住職と夫人の博子さん、大船渡市・浄願寺の鬼海信隆住職、翌日の別時念仏会(上記事)の準備に訪れていた全浄青会員らが参列、事務所前で今後の安全と発展を祈り洒水の作法が執り行われた。その後、本堂で法要を勤め、「復興の拠点を開所し、寺院、檀信徒、そして社会が共生の心でひとつとならんことを図る」との表白を奉読し、震災物故者の回向を行った。法要後、新谷事務局長は「事務所開所はゴールではなく、復興へ向けた新たなスタートです。今後も共に支援に努めたい」と述べた。今後、引き続き事務所員として菅原夫妻が就任し、地域の人々の雇用確保と交流の場として期待がかかる「にこまるクッキー」の製造・販売のほか、現地見学の受け入れなどを行う予定。(写真=事務所前で菅原住職(左)と新谷事務局長)
*震災復興シリーズ こころをつなぐ⑰
満足な出来栄えに笑顔のひととき 「被災地での活動と私(3)―2度目の初春―」
宮城県塩竈市雲上寺副住職 東海林良昌
 震災の後、被災地で暮らす人の多くが、震災前に比べて部屋の中で長い時間を過ごすことが増えるようになりました。先行きの見えない生活の不安を口にする方もあります。誰でもだと思いますが、そんな毎日を送っていると、自分の居場所・時間・季節を感じる知覚が鈍ってきます。その感覚を時には思い出してみようと始めたのが、ミニ色紙絵画サークルです。一昨年末から地元の仮設住宅の方々と行っているもので、花や月毎の事物の絵を描くことにより、季節感やその時々の行事をより楽しむことができます。このサークルでは、作品を生み出す嬉しさもさることながら、手を休めながらのおしゃべりも満足な出来栄えに笑顔のひととき楽しみの一つです。この12月は、お正月の題材に取り組みましたが、さまざまなお話をしました。60年以上前のお正月の思い出。竹を割ってスケートを作り田んぼに張った氷の上を滑ったこと。また、さらに竹を細く割りひごで作った「てんばだ」(凧)を正月の空に高く上げたこと。釣ってきたハゼを焼き、軒先で干したもので出汁をとり、大根・にんじん・ごぼう・芋茎・せりを入れる、宮城県独特のお雑煮の作り方。たわいもない会話ですが、被災地ではこの一つひとつがお互いにホッとするひと時です。語りたくない思い出がたくさんあることをお互い気遺いあいながら、懐かしさやあたたかさを伝えあいます。被災地は2度目の初春を迎えました。これまでの皆様のご支援への感謝と、これからも被災地にお心を向けていただきますようお願い申し上げます。(写真=満足な出来栄えに笑顔のひととき)
*寄り添う復興 復興事務所だより
 「被災地の方々に寄り添った復興を」と活動を展開している浄土宗災害復興現地事務所からお届けします。
≪岩手事務所≫
 11月5日、陸前高田市の長砂仮設団地で、佐賀「米一升運動」、東北ブロック青年会「ともいきカフェ」、福島「浜〇かふえ」を開催。様々なお話をお聞きすることができました。27日には岩手事務所の本施設を設置、開所式を行い、翌日は大本山増上寺八木台下をお迎えし、全国浄土宗青年会による別時念仏会が執り行われました。岩手は被災地が分散しています。より一層のご支援をお願い致します。
≪宮城事務所≫
 11月1日、全国寺庭婦人会の方が来所くださり、支援をご検討いただけるとのお言葉、大変力づけられました。5日は宮城のお菓子を携え岩手へお手伝いに伺いました。27日は滋賀浄青からのお米を共に配布、28日には岩手で行われた別時念仏会に参加させていただきました。29日には東京浄青の方々が専光寺様で清掃作業をしてくださいました。引き続きのご支援よろしくお願い申しあげます。
≪福島事務所≫
 毎週行っている「浜〇かふえ」も寒さの厳しくなる11月から2月まで、屋外での開催はお休みします。また「第2回ふくしまっ子スマイルキャンプ」は、おかげさまで、募集から10日程で定員に達しました。皆さんが、楽しい時間を過ごせるよう準備中です、次号ではその様子をお伝えします。
各事務所への問い合わせは浄土宗災害復興事務局まで。 TEL 03-3436-3499
*浄土宗災害復興宮城事務所・福島事務所が日々の活動をブログ・ホームページで発信
 宮城・福島両県の被災地支援に取り組む浄土宗災害復興宮城事務所(蓮光寺・仙台市太白区)と福島事務所(光林寺・いわき市諏訪下)がインターネット上で事務所員の日々の活動報告や、震災関連の情報を発信している。刻々変化する被災地の状況に対応し、他の支援団体との連携や、支援物資の募集などを広く行うため設置されたもの。事務所の住所や連絡先、開所時間なども明記されている。
▽宮城事務所のブログ
 PCから=http://jodo-miyagi.blogzine.jp/blog/
 携帯電話から=http://portable.blog.ocn.ne.jp/t/typecast/558897/278971
▽福島事務所のブログ
 事務所=http://ameblo.jp/saigaifukko-fukushima/
 浜○かふぇ=http://www.hamamarucafe.jp/
*被災寺院救援義捐金のお願い
 浄土宗では東日本大震災で被災された寺院への義捐金を受け付けております。ご協力をお願い申し上げます。

振込先 郵便振替 加入者名「浄土宗寺院救援・復興」
口座番号 00900-3-144014
※通信欄に「東日本大震災(N)」とご記入ください
【お問い合わせ先】浄土宗災害復興事務局 TEL 03-3436-3499
 
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