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浄土宗ニュース

2017年 1月

浄土宗ニュース
*年頭挨拶
  勇みある念仏を

浄土門主・総本山知恩院門跡 伊藤唯眞猊下

伊藤唯眞猊下  新しい年を迎えて、今年も皆さまがご多幸であることを念じております。
 人は自己の内面を見極めることが大事です。外面ではなく、内面を観ればみるほど自分が貪(むさぼり)・瞋(いかり)・痴(おろかさ)の三毒から逃れられない、煩悩具足の身であると自覚されます。人間は無明の闇に閉ざされた存在なのです。
 そこからの出口は一つしかありません。それは阿弥陀仏の大悲の誓願から発された慈悲の光に抱摂されることです。そのためには阿弥陀仏の名号をおとなえするより他はありません。わたくしたち凡夫は、弥陀の慈悲の大船に念仏の帆を立て、称名のうちに生死の海を渡らねばなりません。
 このように考えて、弥陀の誓願を信じ、念仏をとなえることを、年の始めに改めて決意したいものです。法然上人は正月に別時念仏をおつとめになっています。また「念仏に物憂き人は無量の宝を失うべき人なり。念仏にいさみある人は無辺のさとりを開くべき人なり」とのご法話があります。この正月より、否たった今から、お念仏を喜び勇んでおとなえしつづける人となりましょう。
*大本山ご法主台下 新年ご挨拶
 浄土宗には由緒沿革により全国に七つの大本山があります。そのご住職を法主といい、ご法主台下とお呼びしています。新年にあたり、ご法主台下から読者のみなさまに一口法話を頂戴いたしました。
・大本山増上寺ぞうじょうじ
  法主 八木季生台下
八木季生台下  新しい年を迎えご挨拶を申し上げます。昨年十一月に私の二度目の法主任期が満了するということで、推戴委員会が開かれ、委員の皆さまの推戴を頂きましたので、老骨に鞭打つつもりでお引き受け致しました。どこまで体力が続くかが課題ですが、如来さまのご加護を頂き、大本山の護持発展と共に、宗教性の薄れて行く時代に、如何に釈尊の目指す完成度の高い人間性を、法然上人のご苦労の末に与えられた万人救済の念仏によって世界平和に寄与出来ますことを願います。
・大本山金戒光明寺こんかいこうみょうじ
  法主 高橋弘次台下
高橋弘次台下  無量光寿の新春をお慶び申し上げます。昨年は熊本県・鳥取県など大変な災害でした。また世界の各地でも政治不安、戦争がおこり、おちつくことが少ない日々でした。幸に黒谷金戒光明寺では昨年、昔にあった戀西楼という楼閣が再建されました。山内を通りました左側にあり、売店・茶屋、二階は京都の街、大阪まで望むことができ、阿弥陀仏の信仰、西方にとどく建物〈戀西楼〉ができました。どうぞ念仏信仰の深まる聖楼です。称名の建物であることを願っております。
・大本山知恩寺ちおんじ
  法主 福原隆善台下
福原隆善台下  仏さまには、おろうそくとお線香とお花を供えます。仏教徒は、真理をさとった仏と仏の説いた真理の法とその教えを信じ実践する人々(僧伽―教団)、すなわち仏法僧の三つの宝を大切にしますが、その気持ちをこめて三つをお供えします。おろうそくは明るく生き生かされるよう、お線香はまっすぐ心身を正しくするよう、いくつか集めたお花はすべてと仲よくできるよう気持ちをこめ、毎日をお念仏の中で、明るく正しく仲よく生活できるようにしたいものです。
・大本山清浄華院しょうじょうけいん
  法主 真野龍海台下
真野龍海台下  蓮の花は太陽を受けて花開きます。陽光で花が開き光りあふれる清らかな状態が、ちょうど中心の部分に仏さまが降り立って来迎され、輝くばかりのありさまと見ました。そして、それを周囲の花弁が円く幾重にも取り囲んでいるのは、仏様を囲んでお弟子や菩薩方が説法を聞いている風景でありサークルと解釈しました。まことに美しく清らかな輪であり、小さな仏の世界「仏国土」で有ります。私達の世界もこのようにありたいものです。
・大本山善導寺ぜんどうじ
  法主 阿川文正台下
阿川文正台下  法然上人は「一枚起請文」の中に、「往生極楽のためには南無阿弥陀仏と申して疑いなく往生するぞ」とあり、また「三心四修と申すことの候は、みな決定して南無阿弥陀仏にて往生するぞ」と申されておられます。
 私どもが念仏をとなえれば、阿弥陀仏の本願力によって、必ず往生させて下さるという確信、即ち決定心を確立する事の大切さを示されたお言葉であります。日々の生活が念仏生活でありますよう、精進したいものであります。
・大本山光明寺こうみょうじ
  法主 柴田哲彦台下
柴田哲彦台下  新年、元日を迎えますと、日常と少しも変らぬ一日なのに、新年の挨拶をし心を新たにして、一年をスタートさせます。それは新年が「日常」と異なる「非日常」を、体感させてくれるからでありましょう。
 一日も、同じことがいえます。元総理の方が一日の始め、必ず数遍のお念仏をとなえてから家を出て行かれた、との話を承りました。
 元日と同じく、毎日をお念仏から始め心を新たにし、一日を始めるよう努めてまいりましょう。
・大本山善光寺大本願ぜんこうじだいほんがん
  法主 鷹司誓玉台下
鷹司誓玉台下  明けましておめでとうございます。
 昨年は、天皇陛下の御退位のお気持ちご表明の報道に接し、誠に心淋しい感慨を持ちました。相次ぐ災害の折も両陛下が遠近問わず被災地へ赴かれ被災者に膝を接してお言葉をかけられたお姿、その上にもご公務が被災地の負担にならぬよう配慮されるお優しさには感動するのみでございました。
 年頭に際し、初心にかえり、優しい心を大切に、お念仏の生活に勤しむことができますように願います。
*適切な災害対応の実現に向け
  静岡教区が災害用伝言ダイアルの訓練実施
 阪神・淡路大震災の23回忌、東日本大震災の7回忌を間近に控え、災害対策への気運が高まっているが、静岡教区では長年にわたり防災への取り組みを続けてきた―。

 浄土宗静岡教区が独自に組織する災害対策委員会(北山英明委員長)が12月1日、災害用伝言ダイヤルを使った災害時の被害状況収集の訓練を行った。
 同委員会では、将来発生が予想される東海地震に備え、平成16年度からこの訓練に取り組んでいる。また同19年度からは、被害状況により、教区内に直ちに災害対策本部の設置が困難な場合、県外で情報収集をすることを想定し、浄土宗と連携して東京の宗務庁でも訓練を実施している。
 訓練当日は、静岡教区の146カ寺が建物被害・人的被害など仮の情報を録音。それを、災害対策本部を置いた伊東市の浄信寺(山口昌廣住職)に集まった災害対策委員会の本部員11名と、東京の宗務庁にいる浄土宗職員が聞き取り、教区寺院の被害状況を収集した。
 この訓練に当初から携わっている北山委員長は、「災害発生時に正確な情報を迅速に集めることは、支援や応援要請のほか、ボランティアの受け入れなどの判断につながる」と、その重要性を強調。幅広い年齢層が利用できる災害用伝言ダイヤルが有効な手段だとした。
 また、「非常時に落ち着いて情報の録音を行うためには、定期的な訓練が重要。今後も各寺院への周知を続けたい」と、この訓練への思いを語った。
 災害用伝言ダイヤルは、毎月1日と15日のほか、1月15日から21日の「防災とボランティア週間」に体験利用できる。家族などで体験し、〝いざ〟というときの備えとしておきたい。

※災害用伝言ダイヤル
NTTが巨大地震などの発生時に開設する〝声の伝言板〟。大規模災害時には一般通話の回線が混乱することから、被害状況や安否確認に有効とされる。「171」をダイヤルした後、30秒以内でメッセージの録音と再生ができる。当該地域の固定電話のほか、携帯電話、PHSが対象。
*由緒ある「鞍馬口地蔵」後世に
  京都・上善寺が地蔵堂を新築
完成を祝う檀信徒ら  京都市内から市外へ通じる街道の出入り口6カ所に祀った地蔵「京の六地蔵」。その一体、「鞍馬口地蔵」を祀る上善寺(京都市北区・福原徹心住職)が11月6日、地蔵尊の修復と地蔵堂の新築を終え、落慶法要を執り行った。
 大正7年に建てられた旧地蔵堂の老朽化が激しいことなどから新築を決めたもの。新しいお堂は床面積23・4平方メートル、高さ8・2メートルのヒノキ造り。地蔵尊は彩色の剥落止めと台座の修復を行った。
 六地蔵とは、六道において衆生の苦患を救うとされる六体の地蔵菩薩のこと。江戸時代前期の『六地蔵縁起』には、「都を往来する人々の無病息災を願い、後白河天皇の命によって、都街道の入り口に六角形のお堂が建てられた」との記述がある。この由緒に基づき、従来の宝形造りから六角堂とした。
 一昨年12月に着工し、8カ月かけて完成。「六地蔵めぐり」が行われる8月22、23日に初披露された後、お堂の周辺を整備し改めての落慶法要となった。法要には前住職で大本山知恩寺法主福原隆台下も参列され、檀信徒ら180名と共に地蔵堂の完成を祝った。
 福原住職は「800年にわたり信仰を集めてきたお地蔵さまを、そのままの形でご修復できました。子どもや孫を連れてお詣りいただき、信仰を次世代に引き継いでほしい」と伝統行事が後世に続くことを願った。
 地蔵堂は毎年8月22、23日に開帳される。
 問い合わせは同寺=075(231)1619

(写真=落慶法要で完成を祝う檀信徒ら)
*寄稿・まだおわらない震災

長野教区寺庭婦人会会長 古田春美

花を手向ける寺庭婦人会会員ら  昨年9月27・28日、長野教区寺庭婦人会で宮城県内の被災地に東北慰問団としてお参りさせていただきました。
 仙台市の浄土寺様、石巻市の西光寺様では被災当初から現在までの状況を知ることができました。特に寺庭のお話で、檀信徒の不安や迷いを受け止め、法務で不在のご住職に代わりお声をかけ続けられたことが、どれだけ檀信徒の方々の心の支えになったことか。日頃の自分のあり方に一石を投じられた思いがしました。
 大川小学校では亡くなられた児童の保護者の方のお話と校舎内を見学させていただき、報道で伝えられている以上の衝撃を受けました。復興は進んでおりますが、実際に被災地に行くことで、まだ震災は終わってないことを痛感しました。
 この慰問にご協力いただきました皆様に感謝いたします。

(写真=大川小学校の慰霊碑に花を手向ける寺庭婦人会会員ら)
*九州・東北の僧侶ら熊本で震災支援
  「大声あげて笑った!」
郷土料理を振る舞う僧侶ら  福岡教区浄土宗青年会(青柳俊教会長)と国内外で教育支援などを行う「テラネット」(堀眞哲代表=福岡県飯塚市真福寺副住職)が「わっしょい熊本in木山」と銘打ち、熊本地震で大きな被害に遭った益城町の益城幼稚園で震災支援イベントを行った。
 近隣住民や園児など460名が集まるなか、ヒーローショーやお笑いライブ、腕輪念珠作りのほか、炊き出しなども振舞われ、参加した女性は「震災以降、こんな大声あげて笑ったのははじめて」と、うれしそうに語っていた。

(写真=東北や熊本の僧侶も応援に駆けつけ、郷土料理を振舞った)
俳 壇 歌 壇 投 稿 記 念 品

 浄土宗新聞では、俳壇・歌壇コーナーに投稿をいただき、「俳壇・歌壇選」に選ばれた方には5ポイント、その他掲載になった方には1ポイントを贈呈しています。ポイントは貯まった数に応じて、お好きな景品と交換できます。
 掲載された方には、4カ月に一度、ポイント数とともに記念品一覧表を送付いたします。ふるってご応募ください。
記念品一覧 1ポイント・・・なむちゃんボールペン/スマホクリーナー
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3ポイント・・・なむブックスからご希望の一冊
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8ポイント・・・絵本ジャータカ物語
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