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ミャンマー情勢に対する浄土宗の声明

「ミャンマーに平和を」

―浄土宗の見解―

非暴力を標榜する浄土宗は、いかなる理由があろうとも戦争および武力をもって問題の解決をはかることを否定します。
この度、ミャンマーにおける仏法に基づいた僧侶と一般市民の平和的デモに対し、ミャンマー政府は武力を行使して日本人を含む多数の死傷者をだしたほか、多くの僧侶・市民を拘束するとともに僧院などの破壊・略奪があったとの報に接し、私たちは憤りと深い悲しみを覚えています。

有史以来、人類は数多くの争いを繰り返してきました。そして、そこでは多くの人々の「いのち」が奪われ、傷つけられるとともに、遺族たちの悲しみと憎しみを生み出してきました。武力で平和は築けません。武力は怨みを生じ、果てしのない報復の連鎖を生み出します。仏教の祖釈尊は「人はすべて暴力におびえる。すべての者にとって生命は愛しい。わが身にひきあてて殺してはならない。殺させてはならない」(法句経130)と教えています。

ミャンマーは国民の九割が敬虔な仏教徒という歴史ある国です。その国が暴力によって問題の解決をはかったことに、私たちはただただ驚くとともに深い憂慮を覚えずにはいられません。

ミャンマー政府には速やかに僧侶・市民の拘束を解き、平和的な対話のもとに解決策を見出していただきたく、心から祈念するとともに、また、日本政府におかれましても関係諸機関とはかり解決への努力を続けられることを念願するものであります。

私たち浄土宗の僧侶・信徒は、暴力のない、人間同士が信じ合い、愛し合い、助け合う共生(ともいき)の世界が一日も早く来るように望んでやみません。

合掌

2007年10月2日
浄土宗宗務総長稲岡康純