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~ パネルシアター実演者養成研修会(平成27年8月1日関西地区)

パネルシアター実演者養成研修会(関西地区)

平成27年8月1日(土)
佛教大学四条センター

担当講師  武智公英 先生

 第2回目となる今回は、パネルシアター委員会副委員長の武智公英先生を講師としてお迎えしました。武智先生のパネルシアターは対象年齢が広く、誰もが楽しむことの出来る作品となっています。一緒に行う手遊びや歌遊びだけではなく、「お盆の迎え方」をパネルシアターを用いて説明される場面もありました。お盆など日本で慣例となっていることは、聞きづらいという方も多いので、教師の方に教えて頂く機会というのは非常に貴重であると思います。パネルシアターを用いることで、子どもにもわかるように説明することができ、家族できちんとお盆を迎えることができると思います。
 また、武智先生は誰もが知っている有名な曲をパネルシアターで披露されました。曲を聴いている時は、歌詞から汲み取った状況や心境を自分の中だけで想像しますが、パネルシアターを用いることで曲の中の世界を周りの方と共有することができます。これは視覚・聴覚で感じることが出来るパネルシアターの大きな利点です。
 講師の先生によって、パネルシアターも異なり、実演する人の個性が大きく反映されることがわかります。参加者の方々も自身の個性が反映されるようなパネルシアターを作っていってほしいと思います。

カレーライス実演風景
カレーライス実演風景

 『大工のきつつきさん』では、手や足を叩いてリズムを取りながら、パネルに描かれている表情や動作を真似しました。「さっ」と避けたり、「ほっ」と安心したりといったものから、「あっかんべー」や投げキッスといったものまで、一緒に歌いながら参加されていました。
 真似をする動作が次々に増えていったり、スピードアップしたりすると、難易度が上がり、先生についていくのがやっとといったようでした。
 この作品は、自分で考えたものを加えていくことができるので、パネルシアター製作が初めてであっても、取り組みやすい作品であると思います。
 この作品は、観客側の様子をみてスピードやパネルの数を変えることが出来るので、子どもから大人まで楽しむことができます。

ボールが飛んできて実演風景
ボールが飛んできて実演風景

 『つもりちがい人生観』は、「高いつもりで低いのが『教養』」、「厚いつもりで薄いのが『人情』」など、胸に刺さるような言葉ばかりで、参加者の皆さんはとても共感されていました。
 この「つもりちがい」は誰であってもしてしまうことであり、だからこそ多くの人に共感され、人々の人生訓になるのだと思います。

 パネルシアターは字と絵を同時に見ることができ、イメージをきちんと持てるため、心に残りやすいように感じます。『つもりちがい人生観』は様々な人を見て、多くの経験をしている大人の方が共感しやすいですが、絵があれば子どもにも理解しやすく、そうならないように気をつける教訓となるでしょう。


かきのきマン実演風景
ボールが飛んできて実演風景

 意外と教わる機会がない「お盆」について、パネルシアターで説明していただきました。本研修会参加者で寺院関係の方は約半数であり、あとは保育関係者です。そのため、お盆に何をするべきなのか、どのような準備を行えばいいのかなど、知らないことが多いようでした。
 今は核家族が多く、上の世代の人から教わることができないという環境です。今更聞きづらい、正しいかわからないという方も多いので、教えてもらうという機会は非常に重要であると感じます。パネルシアターを用いることで、大人だけでなく子どもにも興味を持ってもらえます。また、蝋燭やお線香の位置、お供えものを置く場所などを考え、実際に自分でおいてみることができます。そうすることで、きちんと学び、家庭でも実践することができます。
 学びの場を設けることが必要だと感じました。

「手のひらを太陽に」手話披露の様子
ボールが飛んできて実演風景

坂本九氏の名曲『涙くんさよなら』(写真:上)、『明日があるさ』(写真:下)をパネルシアターで行いました。 誰もが一度は聞いたことのある有名な曲なので、参加者全員が口ずさんでいました。参加者は、歌詞に合わせて様々に展開していくパネルシアターに見入っているようでした。
  『明日があるさ』では、武智先生自身が登場人物の一人となり、パネルシアターを披露されていました。実演者が登場人物となるために、パネルに貼るキャラクターや風景の大きさがきちんと考えられており、違和感なく楽しむことが出来ました。武智先生が実演者から登場人物に変わった瞬間、参加者からは笑い声が生まれました。パネル布の中だけだった世界が三次元の空間まで広がり、パネルシアターの大きな可能性をみた気がしました。

「手のひらを太陽に」手話披露の様子

 武智先生に実演していただいた『大工のきつつきさん』を製作しました。
 絵自体は簡単なものですが、だからこそ実演者の力量が必要になってくる作品であると思います。 自分でアレンジを加えやすい作品であると思うので、個性に富んだ作品を作っていってほしいと思います。




 

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