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教化資料> 第一章 法然上人の十徳について>⑤選択本願の徳(2)

上田見宥師の教化資料を掲載していきます

◎上田見宥師により、法然上人の十徳を拝聴しています。

⑤選択本願の徳(2)

○『選択(せんちゃく)本願念佛集』撰述のキッカケ

『選択(せんちゃく)本願念佛集』(以後『選択集』という)は、前(さきの)関白 九条兼実公の懇請によって撰述された。『選択集』第十六章末尾には、

「而(しか)るに今、図らずも仰せを蒙(こおむ)りて、謝辞するに、地(ところ)なし。仍(よ)って、今、憖(なまじい)に、念佛の要文を集め、剰(あまつさ)え、念佛の要義を述ぶ」

『浄土宗聖典 第三巻』P190・L12~L13 原文 同三巻P90・L12

と、あって、そのことを窺知(きち)するのであるが、格別に兼実公の名が記されてあるわけではない。しかし、証空(しょうくう[1177~1247]西山浄土宗の祖)の『選択密要訣』や長西(ちょうさい[1184~1266]諸行本願義を主張・九品寺流)の『念佛本願義』、あるいは『勅伝(法然上人行状絵図)』の記述によって、月輪殿・兼実公の請(こ)いに依るものであることは、確実である。

藤原一門系図

藤原一門系図

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