■団体概要   ■お知らせ    ■教化資料    ■役員information
sp
■会 報 誌   ■浄土宗カレンダー
教化資料
教化資料> 第一章 法然上人の十徳について>⑤選択本願の徳(17)

上田見宥師の教化資料を掲載していきます

◎上田見宥師により、法然上人の十徳を拝聴しています。

⑤選択本願の徳(17)

第4章

三輩念佛往生の文 の続きです

私釈段
①三輩ともに念仏往生である

編集者(注):
その答えを2つ示して居られます。❶勝劣 ❷難易。そしてその解説です。

②何故余行を捨てて唯念仏と云うや?

編集者(注):
初めから捨てる余行なら、なぜ余行を説くのか、という問いでもあります。その答えは、3つあります。 ❶諸行を廃して、念仏に帰着させるため(廃立)  ❷念仏を進めさせるため(助正)  ❸念仏を仏の正意とするため(傍正)結論として、善導大師の意に沿って❶が正解とされています。
長い解説ですが、その中で[一向]について、説くところがあります。ここも、重要なポイントでしょう。確かめてみてください。

③『観経』の九品と『大経』の三輩とは、開合の異と云うが、何故『大経』の三輩では、各輩みな念仏と云い、九品では、下品だけに念仏を説くのか

編集者(注):
九品の中に、実際にそれぞれ念仏に言及していないところが問題なのですね。
法然上人のお答えは、2つに分かれています。

❶九品は、分け方が細かいので[開]、それを三輩にまとめるので[合]、それが、[開合]の意味 ですね。だとすれば、どちらも同じもので、九品にも念仏は説かれているはずだ、という 論です。このことを、法然上人は恵心僧都の『往生要集』を引用して証明されます。経に よれば、上品上生に当たるが、行を為すものは、さまざまであるから、便宜として九品に 分けただけだ。実際には無数であろう。念仏は、(そのことごとくに配当しているから)九 品に通じている。

❷『観無量寿経』を逆から見れば、九品は、念仏に通じている事が判るとされます。『観経』 は、定散の諸行を説きながら、最後の結論でお念仏が出てきます。それが仏の本心なので すね。下品下生でも、念仏で救われるのだから、ましてや・・・という論法です。


教化資料TOPへ 戻る


このページのトップへ▲
この団体に関するお問い合わせはこちらから
  浄土宗布教師会
〒605-0062 京都市東山区林下町400-8 浄土宗宗務庁 教学局内
TEL075-525-2200 FAX:075-531-5105