17

死ぬまで善く生きよう

山と積んだ花からは首飾りをたくさん作れるように、
生まれたからには死に至るまで、
善いことをたくさん行うがよい。【第五三偈】

18

善き人はあらゆる方向に

香りをふりまく

花の香りは風に逆らって進むことはない。
栴檀であれタガラやジャスミンであれ薫ることはない。
善き人々の香りは風に逆らって進んでいく。
一人でも善き人はあらゆる方向に香りをふりまく。【第五四偈】

19

命を奪わない、奪わせない

誰もがみな、振り上げられた杖に身を震わせる。
誰にとっても自分の命は大切である。
我が身に置き換え、命を奪わないようにしよう。
命を奪わせないようにしよう。【第一三〇偈】

20

安らぎ

生きとし生けるものは安らぎを望んでいる。
その中で、杖で叩いて危害を加えることなく、
自分自身の安らぎを求めている人には、
死後の安らぎが手に入る。【第一三二偈】

21

怨むことなく、幸せに生きる

さぁ私たちは真に幸せに生きていこう。
怨みを抱く人々の中でも怨むことなく。
怨みある人々の中で暮らしていこう。怨むことなく。

【第一九七偈】

22

欲張ることなく、幸せに生きる

さぁ私たちは真に幸せに生きていこう。
がつがつと欲張っている人々の中でも欲張ることなく。
欲張っている人々の中で暮らしていこう。
がつがつと欲張ることなく。【第一九九偈】

23

筋を通すこと

筋を通さないこと、
自分の身にならないことはやり易い。
身になることや筋を通すこと、
そういうことこそ実はもっともやり難い。【第一六三偈】

24

悪を犯さず、善に務める

いかなる悪をも犯さず、善いことに努め、
自分の心をすっきりと清らかにすること。
これが諸もろの御仏の教えである。【第一八三偈】