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平成28年度浄土宗発行ポスター

「池の水 人の心に 似たりけり にごりすむこと さだめなければ」

浄土宗では、本年度より3年間(平成28~30年度)、法然上人が詠まれた和歌を素材として、法話にも役立つ、浄土宗の教えを前面に出した作品を制作する予定です。本年度は、法然上人の作品の中から、「凡夫観(人間観)」をテーマに、「池の水 人の心に 似たりけり にごりすむこと さだめなければ」を選び、2種類のポスターを制作いたしました。この和歌は、心揺れ動く、思いが乱れる私たち「凡夫」を詠まれたもので、私たちの心を的確に表現されています。法然上人は、私たちに自己反省と「凡夫」の認識をうながし、しかしそうした「いたらぬ存在」であっても、称名念仏によって阿弥陀如来の救済に預かることができると説かれました。互いに「凡夫」であることをわきまえ、謙虚に生き、素直に阿弥陀如来にすがる日々を勧めています。

「あなたも、わたしも、いたらぬ存在。」

池を泳ぐ2匹の小さな金魚は、「凡夫」の象徴として、自分と他者を表しています。 また、ビジュアル上部の蓮の花は、阿弥陀如来を表しています。蓮の花は金魚を温かく見守っているようであり、金魚も蓮の花を見つめているような構図とし、阿弥陀如来に心を預ける大切さを伝えています。全体として、やわらかく明るい印象のビジュアル、平易な文章を心がけました。たくさんの方が阿弥陀如来に心を預けることで気持ちが穏やかになり、救いのきっかけとなるポスターを目指しています。

(文化局発行)

「私たちは迷いつづけるのだろうか」

このポスターは、だれもが持っている「迷い」を暗めの雑踏の写真を使用し、表現いたしました。あえて重厚感のある色調にすることで存在感を演出しています。また、デザインの重厚感や存在感から、文体についても、若干堅いものにしています。見る方に対して、「凡夫」の自覚を促し、お念仏をとなえることの大切さを伝えています。

(文化局発行)

「すなおに、ごめんなさい」

なむちゃんシリーズ。

いつもは仲良しでいても、時には相手を怒らせてしまったり、何か悪いことをしてしまったりすると、お互いにギクシャクして気分も悪くなってしまいます。誰でも経験したことが、あるのではないでしょうか?自分が悪いと思ったら、気持ちを素直に伝えることが、仲良くしていける秘訣です。「ごめんなさい」のひとことを言うのは勇気がいるかもしれません。でも、その一言で自分自身も相手も気分よく過ごせ、今まで以上に仲良くなれるものです。「すなおに、ごめんなさい」と言える人に。そんな思いを込めて制作いたしました。

(文化局発行)

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