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平成30年度浄土宗発行ポスター

平成30年度浄土宗発行ポスター

 浄土宗では、平成28年度より3年間(平成28~30年度)、法然上人が詠まれた和歌を素材として、法話にも役立つ、浄土宗の教えを前面に出した作品の制作を企画いたしました。本年度は、法然上人の作品の中から、「俱会一処」をテーマとしたポスター1点、なむちゃんポスター1点を制作いたしました。
 たくさんの方が法然上人の教えから気づきを得て、心穏やかに毎日を生きるきっかけとなるポスターを目指しています。

「露の身は ここかしこにて 消えぬとも こころはおなじ 花のうてなぞ」

意味:露のようにはかない命の私たちが、こちらやあちらや、どこで亡くなってしまったとしても、心は同じ蓮台、きっとお浄土でお会いできることでしょう。
キャッチコピー:「また会える、その日まで。」

 法然上人が詠まれた和歌から、檀信徒の皆さまが理解しやすいものを選びました。お念仏をとなえ阿弥陀仏の慈悲にすがるものは、皆、極楽での再会が間違いなく、娑婆世界での距離など、取るに足らない、ということを詠んだものです。
 言うまでもなく、ご縁のある方と別れることは、悲しく苦しいことですが、この和歌に法然上人が詠み込まれたように、お念仏の教えを信じ極楽浄土での再会を願うことで私たちもその悲しさや苦しさを乗り越えることができるのではないでしょうか。このポスターでは、「信心を持つことで得られる心の安らぎ」を表現しています。
 イラストの水面の波紋は、「無常」である娑婆世界の象徴として描かれています。また、2匹のカエルは、自己と他者を表しています。先立たれた方と極楽浄土で再会する情景を牧歌的なイラストタッチで表現しました。

「いつかまた会えるよね」(なむちゃんシリーズ)

 現代では、核家族化が進んだことで個人の先祖供養に対する意識が希薄になり、日常生活でお寺や仏さまにお参りする機会が減っていると言われています。
 祖父や祖母と一緒にお寺にお参りしていた家庭というのは、自ずとお寺に関心が向くものですが、お寺や仏様と長期に渡ってご縁が遠くなると、「お寺は普段行くところじゃない。何か用事があった時だけ行くものだ」と思い込んでしまい、自然とお寺から足が遠のいてしまうのではないでしょうか。
 このポスターでは、「再会」をテーマに、なむちゃんが、先立たれたおじいちゃんやおばあちゃんを想いながらお墓参りをする場面を描くことで、子どもの頃からご先祖さまを大切にする心を持ってお寺にお参りに来て慣れ親しんでほしい、そうした想いを込めて制作いたしました。

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