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令和元年浄土宗発行ポスター

令和元年度浄土宗発行ポスター

 浄土宗では、令和6(2024)年に開宗850年を迎えます。それに向けて、「凡入報土」をキーワードに法然上人のご法語をテーマとしたポスターを制作いたしました。また、お子様を中心に仏教の教えを分かりやすく伝えるため、「なむちゃんポスター」も制作いたしました。
 たくさんの方が浄土宗の教えから気づきを得て、心穏やかに毎日を生きるきっかけとなるポスターを目指しています。

「散れども名を称すれば、仏願力に乗じて、往生す」

 今回は、「浄土立宗の御詞」に説かれる「凡入報土」説における5つの要素(衆生論、仏土論、実践論、経典論、即時別時)から衆生論を選び、“誰が”往生するのかという視点で制作いたしました。数あるご法語の中から、お念仏をとなえていてもつい色んなことを考えてしまい集中するのが困難であるという問いに対して、心が散り乱れたままでも、心から往生したいという想いでお念仏をとなえれば、阿弥陀さまの本願のお力によって往生できる、という法然上人の答えの一節を選びました。
 このポスターでは、「桜の花びらのように散り乱れる私たちの心」を表現しています。
私たちは現代を生きるなかで煩悩に苛まれることがほとんどですが、「たとえ心乱れても、私は見守られている」というキャッチコピーを提示し、「生きていく上で悩み、迷い、心が散り乱れてしまうのは自然なことです。阿弥陀さまはどんなときでも私たちのことを見守っていてくださり、救いを求め、お念仏をとなえる人を見捨てることは決してありません」というメッセージを添えました。

「ニッコリわらってこんにちは!」

 近年、家庭をはじめとした社会の中でコミュニケーションが不足していると言われています。いつもスマートフォンを見つめ、顔を上げれば不機嫌な顔をしている人には誰でも近づきにくいものです。
 お釈迦さまは「無財の七施」の中で次のように述べられています。優しい眼差しで人と接すること、笑顔で接して嫌な顔をしないこと、優しい言葉で接して悪口を言わないことと、優しい心で人と接すること。これらは、現代社会から失われつつあるものではないでしょうか。
 ニッコリわらって挨拶をすれば、自分だけでなくその笑顔を見た周りの人も優しい気持ちになります。その笑顔を見た誰かが、笑顔を受け継いで、また他の誰かに笑顔を届ける。このようにして広がった笑顔の輪は、やがて自分に戻ってくる。こうした想いを込めて制作いたしました。

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