宗立宗門学校が合同音楽法要
大本山増上寺で法然上人を讃える
さだまさしさんも「いのちの理由」熱唱

内陣に整列する聖歌隊のみなさん。
緊張の面持ちです。
平成23年6月13日、大本山増上寺を会場に、関東以北の浄土宗宗立宗門学校18校が集まり、法然上人800年大遠忌記念の合同音楽法要が開催されました。法要には法然共生イメージソング「いのちの理由」を作詩・作曲したさだまさしさんも出演、法然上人御影の前で奉賛ミニコンサートが行われました。東海以西の宗立宗門学校の合同音楽法要は9月1日、総本山知恩院を会場に開催されます。
会場にはたくさんの生徒が参集し、
熱気があふれました
当日は、大正大学、埼玉工業大学、淑徳大学・短大、酒田南高、正智深谷高、樹徳中・高、淑徳与野中・高、淑徳巣鴨中・高、淑徳中・高、淑徳SC中・高、芝中・高の18校から、広い増上寺外陣を埋め尽くす950名の生徒および教職員が参集、内陣左脇に設えられた壇上には淑徳大学、樹徳中・高、淑徳中・高の生徒81名の聖歌隊が整列、八木季生台下を導師に、参加者全員による宗歌「月かげ」の斉唱で法要が始められました。
続いて「いまささぐ」で生徒による献灯・献華・献香が法然上人に捧げられ、「三帰依文」「帰敬文」「懺悔文」「法然上人讃歌」などの仏教聖歌が歌われ、大殿内に美しいコーラスの響きがあふれました。また、法要中に参加校を代表して大正大学の後藤智孝さんから法然上人讃仰文が奉読されました。
宗立宗門学校長会会長の袖山榮眞さん
法要後挨拶に立った八木台下は、「多くの生徒さんに尊い仏教讃歌をお供えいただき、法然上人もさぞお喜びでしょう。皆様のご尽力に感謝いたします」とご垂示、続いて宗立宗門学校長会会長の袖山榮眞さんが、「今春、天皇陛下から法然上人にいただいた『法爾(ほうに)』という大師号は、<おのずから>と言い換えることもできます。思えば<おのずから>は、法然上人の共生の思いを歌ったさだまさしさんの『いのちの理由』のキーワードのひとつで、いま日本人が最も大切にすべき徳目として、天皇陛下のお気持ちと、さださんのインスピレーションが一致したことは単なる偶然とは思えません」と挨拶されました。

このあと『いのちの理由』が聖歌隊によって歌われ、続いてさださんによる奉賛ミニコンサートが行われました。さださんはこの中で、被災地へ慰問に行った体験を話しながら、『案山子(かかし)』『秋桜(コスモス)』『いのちの理由』などを熱唱され、生徒たちから大きな拍手をもらっていました。
さだまさしさんが被災者招き「ともいき」災害復興支援コンサート

増上寺での宗立宗門学校合同音楽法要後の午後6時から、会場を近くの東京メルパルクホールに移し、さだまさしさんによる法然上人800年大遠忌記念「ともいき」災害復興支援コンサートが開かれました。
このコンサートは、東日本大震災を受け、主催する浄土宗とさださんが協議、入場料の一部を義援金として寄付するとともに、原発事故で埼玉県加須市に避難している福島県双葉町の住民と、都内の赤坂プリンスホテルに避難している同県内の人びと多数をご招待しました。
会場には、招待者のほか、宗立宗門学校合同音楽法要に参加した生徒やその保護者、檀信徒、一般ら約1,000名の観客が参集。コンサートは、さださんの代表曲のひとつ『案山子』で幕を開けました。
震災以降、ギター一本で各地の被災地で歌を通じた支援活動を続けているさださんは、被災地での体験を話しながら、『関白宣言』や『秋桜』などのヒット曲10曲を熱唱しました。さださんは、このなかで「歌手を続けてきた私が有名にしていただいたのは、いまのような時に歌うため。復興までには、まだ5年10年かかるかも知れませんが、長く支援し、歌い続けたい」と復興への支援を誓い、被災地でも歌われた『いのちの理由』でコンサートの幕が降りました。
コンサート終了後、避難所からの招待者は、「さださんの人を思いやる歌詩に感動しました。家族がばらばらで辛い日々を送っていますが、家族だけではなく、人と人との絆の大切さをさださんの歌から学ばせてもらいました。明日からまたがんばれます」と笑顔で帰途についていました。
義援金は、当日会場に置かれた募金箱の195,011円を含め、今回の東京会場と9月1日に行われる京都会場のチケット売上(一部経費を除く)を合わせて日本赤十字社に寄付します。

≪予告≫9月1日、京都で法然上人800年大遠忌記念
さだまさし「ともいき」災害復興支援コンサートを開催!!
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