浄土宗とは? ~ 選択本願念仏集

選択集について

選択集は、建久8年(1197)に現在でいえば「前総理大臣」という立場にあった九条兼実公の「浄土の教えの大事なことをまとめてほしい」という切望に応じられ、建久9年(1198)の春、法然上人は、浄土宗の根本宗典である『選択本願念仏集』という書物を著されました。

このホームページを通して、「ともに生き 皆ともに往き ともに会う」をテーマに選択の光にふれる感動、法然上人の万人平等のみ教えを世界の隅々まで、より多くの人々へと伝えてゆきたいと願っています。

選択集の撰述

建久8年(1197)老齢65歳の上人は病になやまされたことがありました。ときに前の関白だった九条兼実公はいたく心配されました。そして、回復された様子をみとどけて、「浄土の法門については年来うけたまわっているが、まだ心にとどめ得ない点があるので、なにとぞこの際、肝要なことについて記述して頂きたい」と懇請されたのでした。そこで上人は門弟の感西や証空や遵西の三人を動員し、執筆の助手役をつとめさせ、撰述(せんじゅつ)にとりかかられました。こうして、ようやく翌9年春、一部十六章からなる『選択本願念仏集(せんちゃくほんがんねんぶつしゅう)』がつくられたのです。
(この草稿本は京都の廬山寺に蔵されています)

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