緊急告知記事

浄土宗及び浄土宗平和協会からの緊急メッセージ

即時停戦を訴えます

 私たちは、「いかなる戦争も問題の解決にならず、当事国の市民だけでなく、全世界の人々に大きな悲しみや苦しみをもたらす、最大の罪悪である」との認識に立ち、一切の戦争に反対し、平和な世界の実現に向けて活動を続けてまいりましたが、今般のアメリカとイスラエルによる武力行使、これに対するイランの報復攻撃に対して、深い憂慮の念を覚えます。

 2022年2月24日に勃発したロシア・ウクライナ戦争は戦闘開始以降4年を経た今もなお続いています。また2006年以来、本年で20年もの長きにわたるガザ・イスラエル紛争も、激化こそすれ終息する気配はありません。

 平和を心から希求し活動する世界の人々の願いや祈りが届かないばかりか、さらなる今回の武力行使は、兵士の犠牲や戦火の拡大を招きこそすれ平和な日々をもたらさず、多くの子どもたちや市民が巻き添えになっている現状を看過し許容することはできません。

 いま私たちは、「兵戈無用(ひょうがむゆう)※」と、法然上人の「万民救済」のお言葉を心に刻み、声を大にして即時停戦を訴えます。恒久的な終結がなされ、紛争当事国の人々に真に平和な日常が一日も早く訪れるよう願ってやみません。

                                    令和8年3月6日
浄土宗
浄土宗平和協会

兵戈無用(ひょうがむゆう):武力を行使し戦うことなく。『無量寿経』巻下