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仏事・おつとめ 

1. 主な行事と法要

お寺での行事といえば、お彼岸やお盆など年中行事としての法要が思い出されるかもしれませんが、ほかにも浄土宗の寺院では、さまざまな行事が行われます。それは故人の追善供養のためであったり、自身の極楽往生を期するものであったり、法然上人をはじめとする祖師やお釈迦さまへの報恩のため、あるいは祝賀式典など、それぞれに大切な意味があるものです。
何のために勤められるのか、という意義を知っていればこそ、その法要に臨む姿勢がはっきりし、より心をこめたお念仏もとなえられるはずです。ここでは、浄土宗寺院で定期的に営まれる法要・行事と、それ以外の法要・行事に分け、その代表的なものを紹介します。

掲載した法要・行事は、全ての寺院で行われているわけではありません。また、地域や寺院の由緒などにより開催の時期なども異なります。詳しくは菩提寺にお尋ねください。

2. 仏事まめ知識

「最近ご縁があって浄土宗のお寺にお世話になることになりました」という方にも、「うちは長年、浄土宗のお寺の檀家です」という方にも、お寺との付き合い方や、法要・葬儀などご供養にかかわること、またお仏壇の祀り方、作法やマナーなど、「よくわからなくて……」と思っていることがありませんか。
ここでは、よく耳にする質問などを取り上げ、まとめてみました。

お焼香

実際には、さまざまな面に、地域・地方による慣習の違いがあるようです。わからないことは、菩提寺のご住職にお尋ねください。

3. 毎日のおつとめ

皆さんは、お経や、「おつとめ(勤行=ごんぎょう)」について、どれだけご存じですか?「意味はよくわからないけれど、住職がとなえるものでしょう」といったご感想が正直なところかもしれません。
もともとお経とは、仏さまの教えを文章にまとめたものを指します。仏教徒にとってお経を唱えたり聞いたりすることは、それだけで大きな功徳となる仏道修行であり、仏教の教えを知り、仏道を歩む想いを新たにし、信を深め、また先立たれたみ霊(たま)を供養するといった多くの意義があります。そして数あるお経の中から選び、そうした意義が有効となるように順序立てたものがおつとめです。

浄土宗のおつとめは「日常勤行式」と呼ばれ、その原型は江戸時代にさかのぼることができるとされます。現代のそれは全国の浄土宗寺院に共通といってよいもので、菩提寺の住職が朝夕に勤めるおつとめや年回法要など、多くの法要の基本となっています。
浄土宗は、さまざまな仏道修行のなかでもお念仏をおとなえすることを中心にすえています。とはいえ、お経を唱えることや、仏さまを礼拝するなどの行(ぎょう)を否定しているのではありません。むしろそれらを実践することを、お念仏をおとなえする気持ちを強くするための助けとしてとらえているのです。長い歴史によって整えられたこの「日常勤行式」は、阿弥陀さまを信じ、極楽往生を願う心を育み、そしてお念仏をおとなえする毎日を続けるための励みとなるよう作られたものなのです。

それぞれのお経には、深い意味があることは言うまでもありません。しかし漢文を一読するだけでは、その意味するところがわかりにくいのも事実でしょう。
ここでは「日常勤行式」で唱える経文に加え、お経をより味わっていただくために、書き下し文、現代語訳などを載せています。
お経の意味を知り、その心を味わってください。そして、法要などでの僧侶の読経を、またお仏壇の前でご自身がお経をおとなえする時間を、実りあるひとときとしていただければ幸いです。手を合わせて拝むあなたのお姿、そして心をこめた声を、きっと亡き方も喜ばれるはずです。

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