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仏事まめ知識 ~ 檀家・信徒・檀信徒

「檀那」に似た言葉に「檀家」があります。一般的には、むしろこちらのほうに馴染みがあるかもしれません。お寺に対し「檀那」(布施)をしてくださる〝家″のこと、と理解していただけばいいでしょう。

自分が今あるのは、先祖から受け継がれてきた〝いのち″やさまざまな恩恵の結果であると受け止め、その恩に報い、一族の幸せと繁栄を期して毎日を営んでいく――。古来、その前提として重んじられてきたのが〝家″というきずなでした。血縁をもととして強いきずなで結ばれた人たちが、共通の思いで先祖を尊び、供養の誠を捧げる――ここに、お檀家という言葉に込められた大切な意味があります。

「信徒」という言葉もあります。これは一般的に、浄土宗の教えを信じ、浄土宗の寺院(菩提寺・檀那寺)に所属されている方を指します。その点においては「檀家」と変わりないのですが、信徒の中でも継続的に先祖供養などの仏事を営み、また、菩提寺の法灯を守るために住職をサポートし、護持する(会費や付け届け等の納入、行事運営など)方々を、とくにお檀家と呼んでいます。ただし寺院によっては、菩提寺が管理するお墓を所有しているかどうか、あるいは〝家″単位でみる(檀家)か個人単位でみるか(信徒)など、必ずしも両者の定義は一定ではないようです。また反対に、何ら区別をしていないケースもあります。この二つの言葉を合わせて「檀信徒」という言い方もします。

いずれにしても、「仏さまへの信仰と先祖への崇敬」が双方の言葉の核であることにおいては、同一ということができるのです。

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