01

目覚めている人に怖いものはない

汚れなき心のまま、
あらゆる衝動に突き動かされることもなく、
運・不運を捨てて目覚めている人には怖いものはない。

【第三九偈】

02

せっかくの教え 実践してこそ

美しく色鮮やかであっても薫らない花があるように、
巧みに説かれた教えであっても、
それを実践しない人にとっては無益である。【第五一偈】

03

栄枯盛衰を直視する

栄枯盛衰を直視せずに百年生きるよりも、
それを直視して一日生きる方が勝れている。【第一一三偈】

04

過ちを繰り返さない

たとえ人が悪を犯したとしても、
同じことを繰り返すべきではない。
同じことをしたいと思うな。
悪の積み重ねは苦しみをもたらす。【第一一七偈】

05

善いことは繰り返そう

もし人が善いことをしたならば、
同じことを繰り返すべきである。
同じことをしたいと心がけよ。
善の積み重ねは幸いをもたらす。【第一一八偈】

06

善き行いが幸せを招く

善業の報いという実が熟さない限り、
善人でも禍に遭うことがある。
しかし善業の報いという実が熟した時、
善人は幸せな思いをする。【第一二〇偈】

07

自分のしたこと、しなかったこと

他人が道理に逆らうのを見るな。
他人がしたことも、しなかったことも見るな。
自分のしたこと、しなかったことこそを見よ【第五〇偈】

08

愚者と自覚できる賢さ、

愚者と自覚できない愚かさ

愚者が「愚かだ」と自覚するならば、その者は賢者でもある。
一方、賢者であると思い上がる愚者のことを
「そういう者こそ愚者である」と人は言う。【第六三偈】