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坂田藤十郎さん・市川團十郎さん
法然上人に歌舞伎を奉納!!

平成22年10月27・28の両日、法然上人800年大遠忌を記念して、総本山知恩院御影堂を会場に「奉納歌舞伎」(主催:浄土宗/法然上人をたたえる会/(財)浄土宗報恩明照会/朝日新聞社)が上演されました。出演の坂田藤十郎・市川團十郎さんらが法然上人御影を前に熱演。両日とも800人を超える観客から感激の拍手がおくられました。

法然上人に歌舞伎を奉納

満員の御影堂がしんと静まった。総本山知恩院式衆会が笏を用いて唱えるお念仏、「笏念仏」で入堂。引き続き、「六時禮讃」「伝承声明」が唱えられ、観客は普段聞くことのない旋律に魅了されました。続いて、市川團十郎さんが闘病中に、「三升屋白治」の名で書き下ろした新作歌舞伎「黒谷」を特設舞台で上演。「黒谷」は、法然上人の弟子となった熊谷次郎直実が、出家後も源平の戦いで平敦盛(劇では直実の息子小次郎が敦盛の身代わりとされたと設定)を討ったことに悩む姿を熱演し、無常観の中に武士としての生きざまと親子の愛情の挟間で葛藤する姿をみごとに表現されました。その後、人間国宝で「法然上人をたたえる会」会長でもある坂田藤十郎さんが、ご祝儀舞踊の代表作でもある伝説上の白拍子を題材とした「島の千歳」を、烏帽子・水干に太刀をつけた格調高い男舞で踊り納め、満場の拍手を受けました。

今回の上演後、藤十郎さんは「私が法然さまに報いることができるのは歌舞伎だけ。法然さまの前で演じられたことに深い仏縁と何か温かいものを感じました」とコメント。また、團十郎さんは「法然上人の高弟・直実を描いた演目を、法然さまの前で演じられたことをありがたく誠に感謝しています」と、今回の奉納歌舞伎が800年大遠忌の勝縁となったことに感激の様子でした。


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