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第4回法然共生(ともいき)フォーラム 開催報告

「法然共生(ともいき)フォーラムin金沢」〜いのちを慈しむ知恵〜

第4回目の法然共生フォーラムも、お陰様をもちまして、多くの方のお申し込みとご参加をいただき、盛会裏に終了いたしました。

今回のテーマ:「往生~死をめぐる共生」

日時平成21年11月2日(月) 18時30分~21時15分
会場北國新聞赤羽ホール(石川県金沢市南町)
内容18時30分開会挨拶・浄土宗大遠忌記念事業の活動紹介
<第1部>ともいきがたり
「死をめぐる共生」
青木新門(作家・法然上人をたたえる会会員)
19時20分<休憩>
19時35分 <第2部> ともいき談義
「死をめぐる共生」
山極寿一(京都大学大学院教授・霊長類学)
平野啓子(語り部・法然上人をたたえる会会員)
中野正明(浄土宗僧侶)
青木新門 ※コメンテーター
高田公理(佛教大学教授) ※コーディネーター

第1部

第1部のともいきがたりでは、映画「おくりびと」制作の契機になった『納棺夫日記』の著者で、「法然上人をたたえる会」会員の作家・青木新門さんが俳優の本木雅弘さんとの出会いや映画の話を皮切りに、葬儀社で納棺専従職員だった時に出会った多くの死者と遺族の姿、息を引き取った人の安らいだ顔、その中で自分に生まれた来世の確信を語り、『往生要集』の著者源信が修行時代に母から送られて来た手紙の『後の世を渡す架け橋となれ』という言葉に気持ちを引き締めたという故事から、人々の後世の安心になればと『納棺夫日記』を書き上げたことを述べた。
そして、「今は死が伝達されなくなった時代。子どもに臨終の姿を見せること、命のバトンタッチが必要」と結んだ。


第2部

第2部では、「法然上人をたたえる会」会員で語り部の平野啓子さんが芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を表情も豊かに物語り満場の拍手。引き続き、佛教大学教授高田公理さんの進行で、京都大学大学院教授でゴリラの研究者である山極寿一さん、本宗僧侶で華頂短期大学学長の中野正明さん、平野さん、青木さんの出演で「ともいき談義」を行った。山極さんは「動物には生と死という区別がない。人間には社会が出来て、そこに死を悼む気持ちや、恐れる気持ちが生まれた」と、中野さんは「浄土教は極楽浄土への往生を説き、来世の安心を説いた」と解説した。また、平野さんは「蜘蛛の糸」を子どもに語った体験から、「今の子は『なぜ一人だけ助かっていけないの。なぜ糸を切られたの』という感想を持つ子が多くびっくりする。本当の意味を伝えたい」と語った。

三者三様の多彩な意見が出る中、青木さんは「人は行き先が分かれば安心できる。老・死を恐れている人が多いが、それは行き先が分からないから。往生、来世をイメージしてほしい」とコメントを加えた。

主催浄土宗
共催北國新聞社
後援京都新聞社
特別協力法然上人をたたえる会
協力総本山知恩院、大本山増上寺、大本山金戒光明寺、大本山知恩寺、大本山清浄華院、大本山善導寺、大本山光明寺、大本山善光寺大本願

多くのご来場に、心から御礼を申し上げます。

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→ 北國新聞採録記事はこちら(PDF)
→ 京都新聞採録記事はこちら(PDF)

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