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平成16年度浄土宗発行ポスター

「あったかいことばで話をしよう」

最近は相手の立場や気持ちなどを考えない「冷たい言葉」を用いる人が目立ちます。特にインターネットの書き込みや一方的なメールの送信などは相手と直接に話が行われないため、悪意的な誹謗や中傷といった冷たい言葉が目立つようです。冷たい言葉は相手を傷つけ、いやな気持ちにさせる。場合によってはケンカにも発展します。

こんなことがないように、みんなに「暖かい言葉」を用いて話をしてもらいたい。誰だって、にこやかな笑顔で「暖かい言葉」で話をされるといやな気分にはなりません。明るい気持ちにもなれるし、うれしいはずです。

より暖かさを伝えるために「暖かい」を子どもたちがよく使う「あったかい」とし、イラストには、ポスターを少しお茶目にするために、他の意味の温かさを表現する「温泉」「焼いも」「コタツ」を入れてみました。

「浄土宗21世紀劈頭宣言」ポスター 「世界に共生(ともいき)を」

一般的に共生は「きょうせい」と読まれ、「共に所を同じくして生活する」という意味で使われる場合が多いようですが、浄土宗が用いる「共生」はその意味だけでなく、「先祖や子孫などとの縁という時間的なこと」も含めています。普段、私たちは横のつながり(人間関係)を重要視し、縦のつながり(上下関係ではなく、先祖や子孫の関係)をおろそかにしがちです。それは生活をする上で目に見える横のつながりに気を奪われているからではないでしょうか。

ポスターに写る子どもと犬は他者(異文化)との交流の難しさを表わしています。

しかし子どもを見つめる犬のまなざしは異なった考え方、主義・主張を持つ存在でも、心から語り合えばきっと理解しあえる、そして理解し合えばかけがえのない存在になることを表現しています。

またこの犬はこの子供にとって友達(横のつながり)であり、家族(縦のつながり)であることも表現し、「世界に共生を」のメッセージである仲間や祖先などの縁との関係性を具現化しました。

キャッチコピーも「話したい、これまでのこと、これからのこと」とし、心と心の交流によって誰もがわかりあえる、そのお役に立つのが浄土宗であり、法然上人の教えであることを表現しています。

ビジュアルはさまざまな色が氾濫する中であえて伝統的なモノトーンにしました。



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