ニュース一覧
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傳通院帰依の阿弥陀さまとご縁を結ぶ 回向柱開眼法要 厳修 文京区・善光寺
東京都文京区の善光寺(宮田恒順住職)が、浄土宗開宗850年を記念して、回向柱を建立、10月22日に慶讃法要と併せて開眼式を営んだ。 これは開宗850年正当にあたり、徳川家康の生母である傳通院の念持仏と伝わる同寺本尊の一光三尊阿弥陀如来との結縁(けちえん)を通じて、お念仏を弘めていきたいと宮田住職が発願し、建立したもの。 堂内に安置されている秘仏の本尊から傳通 -
3宗4派による六時礼讃会 開催 寂源上人一千年遠忌協賛法要 厳修 大原・勝林院
京都市左京区にある天台宗勝林院で10月25日、「六時礼讃会」が厳修された。 これは本年が、同院開基の寂源(じゃくげん)上人の一千年遠忌にあたることから、お念仏の教えを拠り所とする浄土宗、浄土真宗本願寺派、真宗佛光寺派、融通念佛宗の僧侶らが協賛して勤めたもの。 勝林院は、声明(節をつけてとなえるお経)の道場として創建された寺院で、法然上人が他宗の僧侶らと論議し -
能登半島地震被災地支援活動 「おうみ米一升運動」で地域に寄り添う
滋賀教区浄土宗青年会(若山大樹会長)9名が10月26日から28日にかけ、能登半島地震被災地を訪れ、「おうみ米一升運動」で集まったお米の寄託や傾聴活動、復旧作業などのボランティア活動を行った。 おうみ米一升運動とは、同教区内の寺院からお米(仏供米)を募り、フードバンクやボランティア団体に寄託する活動で、貧困問題改善などを願い、平成22年度から始められたもの。今 -
信仰を通じて希望を託す場に 被災者がつながるサロン 開設 金沢市・大蓮寺
金沢市にある大蓮寺(髙島訓堂住職)が、能登半島地震で被災した石川県輪島市の法蔵寺(同住職が兼務住職を務める)の檀信徒らを支えようと、大蓮寺でサロンを毎月開催、被災して困難な生活を続ける人たちが避難先から集い、交流する心の拠り所となっている。 400年の歴史を持つ法蔵寺は漁村の中心部に位置し、檀信徒のほとんどが漁業関係者。信心深く、事あるごとに寺で茶飲み話をし -
檀信徒が開宗850年記念アプリを開発 「念仏カウンター」でお念仏を身近に
浄土宗開宗850年を記念して、愛知県名古屋市の西蓮寺(大田弘光住職)檀信徒総代の大田俊幸氏がスマートフォンアプリ「念仏カウンター」を開発し、運用を開始した。 このアプリは、お念仏をとなえることを日々の習慣にして、次世代にお念仏の教えをつなぐことを目的としたもので、週間の念仏ランキングなどのお念仏の励みになる機能を備える。 開発者の大田氏は「このアプリが寺院と -
開催予告 浄土宗高僧名号展 全国から86幅が出陳
12月17日から22日まで、セントラルミュージアム銀座(東京都中央区)で浄土宗開宗850年慶讃事業「令和六年度浄土宗高僧名号展」が開催される。 同展は、「南無阿弥陀仏」ととなえることで救われる阿弥陀仏の大慈悲を目で感じ、その大切さを多くの方に感じてもらうことを目的に、令和3年から開催。 浄土宗開宗850年正当となる本年は、現職の浄土門主・法主の揮毫による名号