ニュース一覧
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本堂の建て替えを記念し 35年ぶり大日如来坐像開扉
5月4日から6日まで、滋賀県湖南市の正福寺(山川正道住職)が本堂落慶記念として、秘仏・大日如来坐像(重文)を35年ぶりに開扉、期間中約600人が参拝し、にぎわいを見せた。 同寺は733年、聖武天皇の勅願所として、華厳宗の良弁上人が開山したと伝わり、明暦年間(1655~1658)に浄土宗に改宗した。近年、本堂の老朽化が進み内陣も手狭だったことから260年ぶりに -
悲願の本堂落慶法要 お念仏の〝縁〟 広まる〝場〟に
浄土宗(川中光敎宗務総長)の海外での開教(浄土宗の教えを広める)の拠点の一つで、ブラジルで活動する南米開教区(佐々木良法開教総監)が、パラナ州クリチバ市にあるクリチバ日伯寺本堂の落慶を祝う「浄土宗南米開教区クリチバ日伯寺本堂落慶入佛法要」を6月8日に営んだ。 南米開教区は、昭和29年(1954)、にサンパウロで布教活動を行ったことに始まり、現在、同国内に4カ -
南米の地に響く念仏の声 浄土宗南米開教区が70周年記念法要
クリチバ日伯寺落慶法要に先立つ6月6日、ブラジルで活動する浄土宗南米開教区(佐々木良法開教総監)が、令和6年に同教区が70周年を迎えたことを記念し、サンパウロ州サンパウロにある南米浄土宗別院日伯寺で、「浄土宗南米開教70周年記念法要」を営んだ。 同開教区は昭和29年(1954)、浄土宗の特命開教使で後に初代総監となる長谷川良信師がサンパウロで布教活動をしたこ -
絃が奏でる多様な響き 大本山金戒光明寺で弦楽四重奏コンサート
6月1日、(公財)京都コンサートホールが大本山金戒光明寺(京都市左京区)の御影堂で、「弦楽四重奏コンサート“アトリエ王国『旅する王様』”」を開催。子どもからお年寄りまで400名以上が訪れ、演奏を楽しんだ。 これは、同館の開館30周年記念し、京都市内をクラシック音楽で満たすことを目的に市内の10カ所で開催を予定している「Kyoto Music Caravan -
平和を願う式典に浄土宗僧侶が登壇 戦災の記憶と平和への願いを次世代に
名古屋市で5月14日に開催された同市主催「なごや平和祈念式典」で、空襲体験の語り部として様々な式典や平和祈念館などで講演をしている愛知県一宮市の観音寺・中野見夫師が自身の戦争体験を語った。 名古屋市は、太平洋戦争の間に63回もの空襲を受け、約8千人が犠牲になったことから、市街地に大きな被害が及び、名古屋城を焼失した5月14日を「なごや平和の日」とし、同空襲を -
鮮やかな蓮の花を楽しむ 観蓮会 開催
大本山光明寺(神奈川県鎌倉市)が、境内の記主庭園に咲く蓮の花の見ごろに合わせ、7月26、27日に観蓮会を開催する。 26日には記主庭園で「浄土蓮想」と題し、朗読やハーモニカなどを使ったトリオによる演奏会を行う。 また、庭園を眺めながらの抹茶席や香木とお香の香りを楽しむ聞香体験、浄土宗所依の経典の一つ『阿弥陀経』の写経や法話も。拝観料無料、イベントは要事前予