ニュース一覧
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浄土宗の発展に寄与 第49回宗門功労者に友田達祐師
浄土宗の発展に著しく貢献した僧侶に、浄土宗と総本山知恩院が贈る「宗門功労者」に、静岡市の法伝寺前住職・友田達祐師が選ばれた。 友田師は知恩院執事や大本山増上寺執事長、静岡教区教区長などの要職を歴任されたほか、知恩院では、法然上人800年大遠忌事業として、諸堂・境内整備事業を完遂し、800年大遠忌法要の開筵にあたり陣頭指揮を執られるなど同院の発展に大きく貢献。 -
花まつりのポスターを募集全日本仏教会
日本伝統仏教59宗派をはじめ、計105の仏教団体が加盟する(公財)全日本仏教会(伊藤唯眞会長)は、お釈迦さまの生誕を祝う行事 「花まつり」 の広報用デザインの募集を開始した。 採用作品は、ポスターや絵はがきとして全国寺院や教育施設などに掲示、配布される。「花まつり」を題材とした未発表のオリジナル作品であることが条件。締め切りは令和7年9月30日まで -
大本山清浄華院法主 飯田実雄台下 2期目へ
大本山清浄華院(京都市上京区)法主の任期満了に伴い、浄土門主・法主推戴委員会(委員長=川中光敎宗務総長)が4月18日、浄土宗宗務庁(京都市東山区)で開かれ、第83世法主飯田実雄台下の2期目推戴が決まった。任期は令和7年5月26日から4年間。 飯田台下は昭和24年生まれの76歳。47年に大正大学を卒業し、50年には同大学大学院を修了。55年から60年まで、長野 -
大本山増上寺蔵 三種の大蔵経 ユネスコ「世界の記憶」に
4月17日、パリで開催されたユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の執行委員会で、「世界の記憶」に大本山増上寺(ぞう じょう じ)(東京都港区=小澤憲珠台下(お ざわ けん じゅ だい か))と浄土宗(川中光(こう きょう)敎(こう きょう)宗務総長)が共同で申請した「増上寺が所蔵する三種の仏教聖典叢書(ぶっ きょう せい てん そう しょ)」の国際登録を決め -
法然上人に想いを寄せ 総本山、大本山で御忌大会
桜が見ごろを迎えた4月。総本山知恩院(京都市東山区)をはじめ、大本山の増上寺(東京都港区)・金戒光明寺(京都市左京区)・百萬遍知恩寺(同)・清浄華院(京都市上京区)・善光寺大本願(長野市)では、春の陽光の中、法然上人の忌日法要である「御忌大会(ぎょ き だい え)」の荘厳な法要が相次いで執り行われた。 「御忌」とは本来、天皇などの忌日(き じつ)法要に用い -
第60回「成人祝賀会」総本山知恩院 新たな門出を祝って
3月26日、総本山知恩院(伊藤唯眞門跡(ゆい しん もん ぜき)=京都市東山区)が、18歳の新成人や、これまで成人式に参加する機会がなかった人を対象に、帰敬式(き きょう しき)を中心とした成人式「成人祝賀式」を開催し17人が参加した。 帰敬式は、仏教で大切にする仏(仏さま)・法(教え)・僧(教えを共に信仰する仲間) の三宝(さん ぼう)を敬い、それを生涯