最新記事一覧
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心ゆくまで味わう 法然さまの『選択集』 第28回
浄土宗で〝第一の聖典〟と位置づけられる書物『選択本願念仏集』(『選択集』)。「極楽往生を遂げるためには、何より〝南無阿弥陀仏〟とお念仏をとなえること」とする浄土宗の教えを、宗祖法然上人(1133ー1212)が微に入り細に入り説き示された「念仏指南の書」ともいえるものです。大正大学教授・林田康順先生に解説していただきます。 第4章三輩念仏往生の文④ ||味わい -
令和7年3月
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いちご亭 店主自慢のチーズケーキは家族みんなの「とっておき」
東京都江東区・重願寺檀信徒 東京東部の繁華街・錦糸町。その隣に、江戸時代から水運の要所として栄えた住吉という地域がある。小さな町工場や工房、古い住宅が立ち並び、下町の雰囲気が漂う。その裏通りで賑わいを見せているのは、ケーキと喫茶「いちご亭」。カフェ併設のパティスリーで、おしゃれだが親しみも感じさせる佇たたずまいだ。 「この地でお店を始めて40年近くになります -
全国浄土宗青年会 第15回同時同行念佛会
全国にある浄土宗寺院の青年僧で組織する団体、全国浄土宗青年会(杉山裕俊理事長)が1月15日から2月1日まで、「同時同行念佛会」を行った。 これは毎年、法然上人の命日1月25日の前後に、その遺徳を偲び、全国各地で同じ時間に念仏をとなえるもの。期間中、WEBの特設サイトに念仏をとなえたことを登録すると、となえた場所が蓮の花で表示される地図がサイト上に用意され、日 -
第36回浄光会総会 国会議員ら法然上人の教えを胸に
浄土宗寺院檀信徒や浄土宗有縁の国会議員で組織する浄光会(じょうこうかい)(世話人=江渡聡徳衆議院議員、川中光敎宗務総長)が、第36回浄光会総会を1月24日、大本山増上寺(東京都港区=小澤憲珠台下)で行った。 同会は、法然上人のみ教えを基調とした共生社会や世界平和の実現に向け、浄土宗寺院檀信徒や浄土宗有縁の国会議員の、国政を通じた取り組みを期待し、昭和12年に -
書籍寄贈で学びを支援 浄土宗平和協会が留学生に書籍寄贈
浄土宗平和協会(廣瀬卓爾理事長)では、日本在住の私費留学生による平和や福祉など、幅広い分野での公益活動への取り組みを願い、書籍の購入が経済的に困難な留学生への支援を目的とし希望書籍を寄贈する「ブックギフト」を毎年実施している。 募集対象は、大学・短期大学生などの私費留学生で、「留学生から見た現代日本社会」のテーマでの小論文提出が条件。 その、令和6年度の授与