浄土宗新聞

空襲で甚大な被害を受けた江東の地で戦争を知り 平和を願う 東京教区江東組

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法要の中、参列者は平和への願いを込めた献灯を行った

 11月29日、東京教区江東組教化団(古宇田順一教化団長)が心行寺(江東区=鈴木定光住職)で、「『祈祷』~戦後八十年 空襲の回想と念仏で継ぐ平和への祈り~」と題し、「ペーパーシティ空襲の記憶」の上映と東京大空襲八十年追悼・平和誓願法要を行い、檀信徒ら約100名が参列した。
 これは、昭和20(1945)年3月10日の東京大空襲や戦争の犠牲者を追悼し、平和への祈りを捧げるとともに、同空襲や戦争を知る世代が減少している現代で、その記憶を継承することを目的に営まれたもの。
 映画は、空襲体験者3人の証言や映像資料で構成されたドキュメンタリー。参列者は、その凄惨さに息を呑んで見入っていた。
 追悼・平和誓願法要では、お念仏と献灯で犠牲者の冥福を祈った。法要後、導師を務めた鈴木住職は、先代住職から聞いた空襲体験を述べた上で「世界中の人が〝仲良く〟平和に過ごせる世界を願っている」と語った。