浄土宗新聞

浄土宗の発展に貢献 第48回宗門功労者に 松岡玄龍師・井桁雄弘師

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井桁雄弘師
井桁雄弘師
松岡玄龍師
松岡玄龍師

浄土宗の発展に著しく貢献した僧侶に浄土宗と総本山知恩院が贈る「宗門功労者」に、北海道礼文町の天龍寺住職・松岡玄龍師と大阪府大阪市の大圓寺住職・井桁雄弘師が選ばれた。
松岡師は、浄土宗布教師会理事長、布教委員会委員長など宗内の要職を歴任されたほか、特に布教分野において、各種講習会への出講や、後進の育成に尽力されるなど、浄土宗の発展に貢献されてきた。また、昭和48年から保護司として活躍され、社会への長年の功労により、平成28年に瑞宝双光章を受章された。
井桁師は、知恩院執事長、顧問会会長など、同院内での要職を歴任されたほか、令和2年に行われた御影堂落慶慶法要や、令和6年4月に行われた浄土宗開宗850年慶讃法要に向けて、陣頭指揮を執られるなど、護持興隆に大きく貢献。また、全国浄土宗青年会の創設に尽力されたほか、日中友好浄土宗協会副会長として、日本と中国の仏教友好交流を推進するなど、国内のみならず、国外に対しての活動においても活躍された。
宗門功労者表彰式は、4月22日に知恩院御影堂で執り行われ、川中光敎宗務総長から両名に表彰状と記念品が贈呈された。