浄土宗新聞

大正大学が浄土宗開宗850年慶讃法要 参列者ら法然上人ご手印と結縁

参列者ら約400名が手形のプレートを通じて結縁した

参列者ら約400名が手形のプレートを通じて結縁した

6月9日、浄土宗宗立学校の大正大学(東京都豊島区)が学園祭「鴨台祭(おうだいさい)」の中で、「浄土宗開宗850年慶讃法要」を営んだ。

これは、今年が法然上人の浄土宗開宗から850年に当たることから、学園祭を訪れた人にその教えに触れ、結縁(けちえん)してもらおうと企画したもの。

法要では、開宗の契機となった一文を参列者と奉読。会場には上人の教えが記された「一枚起請文」(複製) 、法然上人のご手印を元に作られた金属製のプレート(いずれも大本山金戒光明寺所蔵)も安置され、法要後、参列者は手をプレートにあわせて縁を結んでいた。