浄土宗新聞

寺院を身近に感じてもらうために 5年ぶり 〝子安地蔵尊祭り〟開催 兵庫・善福寺

ちょうちんに照らされた境内で手持ち花火を楽しむ子どもたち

ちょうちんに照らされた境内で手持ち花火を楽しむ子どもたち

7月24日、兵庫県三木市の善福寺(善村龍昭住職) が子安地蔵尊夏祭りを5年ぶりに開催し、境内に子どもたちの声が戻ってきた。
これは、同寺に祀られる子安地蔵に子どもの健康などを願い、50年以上続けられてきたもの。令和2年より新型コロナの蔓延により中止していた。
当日は、数珠繰りや念仏会で、子どもたちがとなえるお念仏が堂内に響いた。また、風船釣りなどのさまざまな催しも行われた。
善村住職は「この行事が、子どもがお寺を身近に感じるきっかけや、地域交流の機会になれば」と語った。