浄土宗新聞

第43回関東地区浄土宗児童教化連盟研修会 お念仏とライブペイントのコラボが好評

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児童教化の推進を目的とする浄土宗関東地区児童教化連盟が、9月9日、ホテルニューイタヤ(栃木県宇都宮市)を会場に、第43回関東地区浄土宗児童教化連盟研修会を開催した。

umi.氏、当日ライブペイントで描かれた「百念一龍」
umi.氏、当日ライブペイントで描かれた「百念一龍」

当日は、作曲家・元東京藝術大学講師の青島広志氏や、動植物画家のumi.氏、教育・社会活動家の杉本哲也氏による講義が行われ、この中、umi.氏の講義中には「ライブペイント」も行われ、参加者の注目を集めた。

umi.氏は、栃木県を拠点に活動する画家。アクリルをベースに友禅染めやネイルアートの技法を取り入れたミックスアート作品を中心に制作しており、近年、チャリティーイベントをきっかけに始めた仏教の法要とライブペイントを融合させた独自のパフォーマンスアートが話題を集めている。

当日は、参加者94名が念仏をとなえる中で作品制作が行われた。百名近い僧侶がとなえた念仏を、仏法を守護する龍として表現したことから、「百念一龍」と名づけられた作品には、龍と共にさとりと清浄を象徴する蓮の華も描かれ、両者がへその緒で結ばれることで生命とさとりのつながりを表しているという。