能登半島地震を〝自分事〟として考える 大阪・生福寺が被災寺院の僧侶招き講演会
講演をする高田師。講演後には高田師と石原師による対談も行われた
9月25日、大阪府泉大津市の生福寺(石原成昭住職)が「能登地震を自分事として考えてみませんか」と題した講演会を行った。
能登半島地震の被災者の体験談を通じて、被災地の現状や地震に対する備えについて参加者に考えてもらうことを目的としたもので、能登半島地震追悼法要と併せて開催した。
講演には、能登半島地震で大きな被害を受けた宝幢寺(石川県七尾市)副住職の高田光順師が登壇、震災から今日までの体験を語り、地震に対する事前の備えの重要性を訴えた。
石原住職は、「被災地では、今も復旧・復興に尽力されている多くの方がいる。この活動を通じ、支援の輪が広がれば」と語った。