浄土宗新聞

奈良市内の六つの寺院を巡る 寺ギャラ de 六時礼讃会 開催 奈良教区 第一組

法要では僧侶の読経とともに散華がまかれた

法要では僧侶の読経とともに散華がまかれた

11月9・10日、奈良県奈良市の浄土宗6カ寺で「六時礼讃会」が行われた。

これは、浄土宗の開宗850年を記念して、通常は開放していない一般寺院の本堂などを公開する事業「てらギャラ(お寺でギャラリー)」に合わせて行われたもので、奈良教区第一組が、寺院をより身近に感じてもらうとともに、奈良の魅力を全国に発信したいとの思いから企画したもの。

「六時礼讃会」とは、1日を六つの時間に分け、各時間に「往生礼讃偈」をそれぞれ異なる旋律で読誦する法要。今回は二日間にわたって10時、13時、16時に行う方法で勤めた。チケット購入者には、6カ寺の「六時礼讃会」に参加することでスタンプラリー形式で完成する特別な御朱印が渡され、参加者は御朱印の完成を目指すとともに「六時礼讃会」を勤めあげた。

法要はタレントのみほとけさんをナビゲーターに動画配信サイトのYouTubeでオンライン中継された。閲覧はこちらから。