浄土宗新聞

沖縄 社会福祉法人袋中園 浄土宗開宗八百五十年慶讃法要 厳修

当日の法要の様子

当日の法要の様子

浄土宗を母体とする(福)袋中園(沖縄県糸満市)が11月7日、浄土宗開宗850年慶讃法要を営んだ。

同園は昭和52年創立、沖縄で念仏を弘められた江戸期の高僧・袋中(たいちゅう)上人の名にちなんで「袋中園」と称し、現在は、乳児院・障害児施設・児童養護施設・障害者支援施設など5施設を運営。

法要は、同園理事長の茂木恵順(けいじゅん)浄土宗宗務役員を導師に職員や利用者約40名が参列。法要後、同園理事の吉水仙昭(せんしょう)浄土宗宗務役員が浄土宗からの記念品として屋外時計と防犯ライトを同園に贈呈した。

同園の櫻木典子事務局長は「浄土宗と深い縁のある袋中園で慶讃法要ができたことは大変意義深い。今後も沖縄で法然上人、袋中上人のみ教えの福祉を実践する施設として発展させていきたい」と謝辞を述べられた