傳通院帰依の阿弥陀さまとご縁を結ぶ 回向柱開眼法要 厳修 文京区・善光寺
慶讃法要後、参加者たちは回向柱に触れ、念仏をとなえ結縁した
東京都文京区の善光寺(宮田恒順住職)が、浄土宗開宗850年を記念して、回向柱を建立、10月22日に慶讃法要と併せて開眼式を営んだ。
これは開宗850年正当にあたり、徳川家康の生母である傳通院の念持仏と伝わる同寺本尊の一光三尊阿弥陀如来との結縁(けちえん)を通じて、お念仏を弘めていきたいと宮田住職が発願し、建立したもの。
堂内に安置されている秘仏の本尊から傳通院殿之宝塔(分骨塔)、本堂前に建立された石の回向柱と綱で結ばれており、参拝者が回向柱に触れることで結縁できるようになっている。
宮田住職は「開宗850年という勝縁を契機に多くの方が阿弥陀如来さまと御縁を結び、お念仏をとなえていただければ嬉しい」と話した。