浄土宗宗立宗門学校が熱戦 鎮西(熊本)・東山(京都)・正智深谷(埼玉)・酒田南(山形)が夢の舞台 全国大会へ
年末年始に行われたスポーツの全国大会に浄土宗の宗立宗門校が出場。その舞台で出場各校が躍動した。
バスケットボールでは東山高校が堂々のベスト4、正智深谷はベスト16
12月23日から29日にかけ、東京体育館(東京都渋谷区)と武蔵野の森総合スポーツプラザ(同調布市)で行われた「第77回全国高等学校バスケットボール選手権大会」(ウインターカップ2024)には、東山高等学校(京都)と正智深谷高等学校(埼玉)が出場。
東山高校は実力を存分に発揮し、順調に勝ち進むが、中でも注目されたのは、準々決勝での藤枝明誠(静岡)との接戦だ。試合は終始白熱。最後の数秒まで勝敗の行方がわからない展開だった。同校の選手らは、冷静なプレーとチームワークで藤枝明誠の猛攻を凌ぎ、83―82の僅差で勝利し準決勝進出を果たした。このまま勢いに乗りたいところだったが、準決勝で対戦した福岡大学附属大濠(福岡)に58―84で敗れベスト4となった。
また、正智深谷は1、2回戦を堅実に勝ち進み、ベスト8をかけ、3回戦に挑むも敗退、この冬の戦いを終えた。
バレー・サッカー・駅伝も全国大会出場
1月5日から12日にかけ、東京体育館( 東京都渋谷区)で行われた「第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会」( 春高バレー)には鎮西高校(熊本)男子が出場。初戦となった2回戦、3回戦と勝利し準々決勝に進むも東亜学園高等学校(東京)相手に終始流れを掴めず敗れ、ベスト8となった。
また、12月28日から1月13日まで、関東9会場で行われた「第103回全国高校サッカー選手権大会」には正智深谷高等学校( 埼玉)が出場。初戦は僅差で勝利するも、2回戦で東福岡高等学校(福岡)に敗れ涙を飲んだ。
12月22日に京都「都大路」で行われた「第75回全国高等学校駅伝競走大会」で、酒田南高校(山形)が8年ぶりに出場し41位と健闘。4区では区間7位と今後が楽しみな成績を残した。
全国で活躍する宗立宗門学校のさらなる飛躍に期待したい。