大本山清浄華院 浄土宗開宗850年慶讃事業法然上人御廟 落慶開眼法要 厳修
大本山清浄華院(京都市上京区=飯田実雄台下)は、浄土宗開宗850年を記念して同院法然上人御廟(墓所)を改修、1月7日に落慶開眼法要を執り行った。
同廟は1893年に再建されたもので、200年以上の歳月が経ち、傷みが目立つようになったため、浄土宗開宗850年に合わせ、改修を企画。同廟は地盤沈下や瓦のズレ、雨漏りによる白壁の崩壊などが見受けられたが、古材の保存・転用を基本に、全面的な改修が行われた。
法要は青空の下、雅楽の奏楽に導かれながら飯田台下が御廟前に進み、関係者が見守る中、落慶開眼の作法が執り行われた。飯田台下は御垂示で「開宗851年にあたる年に御廟が再建されたことは大変喜ばしいこと」と述べられた。