浄土宗新聞

第36回浄光会総会 国会議員ら法然上人の教えを胸に

投稿日時

浄土宗寺院檀信徒や浄土宗有縁の国会議員で組織する浄光会(じょうこうかい)(世話人=江渡聡徳衆議院議員、川中光敎宗務総長)が、第36回浄光会総会を1月24日、大本山増上寺(東京都港区=小澤憲珠台下)で行った。

浄光会の様子。右から、川中宗務総長、石破首相、江渡議員、福山議員
浄光会の様子。右から、川中宗務総長、石破首相、江渡議員、福山議員

同会は、法然上人のみ教えを基調とした共生社会や世界平和の実現に向け、浄土宗寺院檀信徒や浄土宗有縁の国会議員の、国政を通じた取り組みを期待し、昭和12年に発足、現在、会員は56名(2月13日現在)。


当日は、小澤台下を導師に、大殿(本堂)で法然上人の忌日法要を営んだ。法要中、上人の御遺訓「一枚起請文」の拝読も行われ、参列した石破茂内閣総理大臣ら現役閣僚を含む衆参国会議員33名と宗内関係者は、念仏をとなえ、世界平和と人類の福祉向上を祈念した。

法要後、小澤台下は「阿弥陀さまが、全ての人に救いの手を差し伸べられていることを忘れず、お念仏とともに本年をお過ごしください」と御垂示をされた。続いて挨拶に立った石破首相は「互いを思いやり、自らを見つめ直す、そのような国を目指したい。そのために、会員のみなさまの知恵をお借りしながら、努めていきます」と述べられた。