お寺で過ごす夏休み 神奈川教区が「夏期僧堂」を開催

7月23日から25日までの3日間、神奈川教区(夏見裕貴教区長)が大本山光明寺(神奈川県鎌倉市=柴田哲彦台下)で「夏期僧堂」を開催、小学2年生から高校1年生までの子どもたち28名が参加した。
これは、仏教を体験的に学ぶとともに、仲間と協力し合う心を育むことを目的に毎年行われている。
初日の開堂式は、柴田台下が導師を務め、「お友だちと力を合わせ、充実した3日間を過ごしてほしい」と呼びかけられた。
浄土宗について学ぶ講義では、夏見教区長が「日常勤行式」に関する講話を行い、同教区石垣一彦教化団長が法然上人の生涯を解説。また、体験活動として炊飯実習や同寺前の材木座海岸での水泳指導も行った。
レクリエーションでは、児童教化盟連の山添真寛師による仏教を題材にした人形劇の上演や、青年会の近藤徳彦師と子どもたちが一緒にトランプマジックに挑戦するなど充実した時間を過ごした。
参加した子どもたちは“明るく、正しく、仲良く”を合言葉に、3日間の夏期僧堂を駆け抜けた。