浄土宗新聞

平和への願い新たに後世へ繋ぐ 秋田・宮城 平和誓願のつどい開催

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宮城県での上映会の様子。参加者たちは、出兵するシーンを涙ながらに見ていた

 秋田教区教化団(高橋龍彦教化団長)と宮城教区教化団(太布基雄教化団長)が7月26、27日、秋田市と仙台市それぞれで「平和誓願のつどい」として、激しい迫害を受けながらも、反戦を訴え続けた僧侶の物語『明日へ―戦争は罪悪である―』の上映会と同作監督のトークショーを行った。
 これは本年が終戦80年にあたることをうけ、悲惨な戦争の記憶を心に刻み、平和への願いを新たにしてもらうことを目的としたもの。延べ120人が参加した。
 参加者からは「戦争という悲しい出来事が二度と起きないよう、この映画を通じてその悲惨さを伝え広めたい」との声もきかれた。