ニュース一覧
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法要で法然上人の想い感じる 有志僧侶ら古式法要を勤修
12月10日、有志僧侶らで結成する浄土宗古儀声明研究会(伊藤正芳代表=京都市法傳寺住職)の会員ら11名が、元久元年(1204)法然上人が後白河法皇の13回忌に勤めたとされる法要を元にした「浄土如法経次第」を総本山知恩院塔頭の既成院(京都市東山区)で勤めた。 同会は、現在は勤められていない古い法要の研究を行っている。今回の法要は、浄土宗開宗850年となる令和 -
“部落差別問題”テーマに 人権同和研修会 開催
10月19日、佐野市文化会館(栃木県佐野市)で、部落差別問題をテーマとした人権同和研修会を開催した。 浄土宗栃木教区、群馬教区、茨城教区の3教区が主催して行ったもので、僧侶や檀信徒をはじめ、行政職員、人権擁護委員や一般の人々など合わせて約百名が参加した。 研修会と併せ、伴乃昶浄土宗人権センター長を導師に差別戒名物故者法要が営まれた。その後、戸田眞部落解放同 -
一度立ち止まり 一年を振り返る 除夜会
年の瀬も12月半ばを過ぎると、新年を迎えるための準備で、慌ただしい日が続きます。そんな年末の行事と聞くと「除夜の鐘」を思い浮かべる方も多いでしょう。12月31日にお寺や、テレビから聞こえる低く重々しい「ゴーン」という鐘の音を聞くと、「今年も終わり」と実感しますね。 「除夜」とは、「旧年を除き、新年を迎える夜」という意味で、まさに一年の終わりを告げる合図とも -
ヤマザキマリ氏、立川談慶氏ら、幸せについて語る 第5回法然フォーラム 開催 10/31 札幌・道新ホール
浄土宗(川中光敎宗務総長)は10月31日、令和6年(2024)に迎える浄土宗開宗850年の慶讃事業の一つ、「浄土宗開宗850年記念法然フォーラム これからの幸せ」の第5回目を、札幌市の道新ホールで開催、約630名が来場し、盛会となった。 これは、開宗850年のキャッチコピー「お念佛からはじまる幸せ」をもとに、紛争・疫病・自然災害が頻発し、世界の平和が揺らぐ -
新曲の売り上げ ラハイナ浄土院の復興に ペペのプロデューサーが法要で楽曲を披露
音楽プロデューサ―片山始さんが、自身のプロデュースする女性歌手デュオ・ペペ(Paix2)の出身地鳥取の戦国武将・吉川経家を偲ぶ演歌「久松山」を制作、CDの売り上げを8月に山火事で伽藍が焼失したハワイのラハイナ浄土院復興のため寄付している。 同曲は、片山さんと親交のあった経家の菩提寺・眞教寺(鳥取市)永井廣道住職からその遺徳を広く知ってもらいたいと3年前に依 -
特別展「法然と極楽浄土」 24年春に東博 秋に京博 25年秋に九博で
令和6年に浄土宗開宗850年を迎えることを機に、その歴史を、全国の浄土宗寺院などが所蔵する国宝、重要文化財を含む貴重な名宝によってたどる特別展「法然と極楽浄土」が、来年春より再来年秋にかけ、東京・京都・九州の3国立博物館で開催される。 10月24日、東博で開催された報道発表会で、川中光敎浄土宗宗務総長は「浄土宗の檀信徒だけでなく多くの人に法然上人の教えに触れ