最新記事一覧
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第二次世界大戦終戦80年 戦争体験・戦争見聞 寄稿のお願い
本年は、第二次世界大戦終戦(1945年8月15日)から80年を迎えます。浄土宗新聞では、戦争に関する体験談や戦争経験者から聞いた話などを募集いたします。 実際に戦争を体験した方が少なくなっている中、戦争の悲惨さ、残酷さ、平和の大切さなどが希薄になっているのではないでしょうか。先人たちの戦争の記憶を受け継ぎ、次の世代に伝えることの重要性も増しています。 戦争 -
浄土宗の未来を担う124名の僧侶 伝宗伝戒道場成満 総本山知恩院 大本山増上寺
浄土宗教師(僧侶)になるための最後の修行である伝宗伝戒道場が、12月5日から25日まで総本山知恩院(京都市東山区= 伊藤唯眞猊下)、12月7日から27日まで大本山増上寺(東京都港区= 小澤憲珠台下)で開筵され、合わせて124名が新たに浄土宗の教師となった。 伝宗伝戒道場は前行と別行に分かれており、前行の最初の1週間は浄土宗の教えを授かるに値する器となるために -
心ゆくまで味わう 法然さまの『選択集』 第27回
浄土宗で〝第一の聖典〟と位置づけられる書物『選択本願念仏集』(『選択集』)。「極楽往生を遂げるためには、何より〝南無阿弥陀仏〟とお念仏をとなえること」とする浄土宗の教えを、宗祖法然上人(1133ー1212)が微に入り細に入り説き示された「念仏指南の書」ともいえるものです。大正大学教授・林田康順先生に解説していただきます。 第4章三輩念仏往生の文③ ||味わい -
一心寺の参詣後に一休み 名物のごくらく大福も絶品 一心寺茶房 緑州
大阪府大阪市・一心寺境内 大阪市天王寺区にある一心寺といえば、「施餓鬼供養」で知られるお寺である。宗派を問わず誰もが先祖供養ができるとあって、開かれたお寺としても親しまれる。加えて、多くの遺骨を粉砕して阿弥陀如来像として蘇らせた「お骨佛」と呼ばれる仏像が奉安されているというのも、地元では多くの人が知るところである。 広大な敷地内には大本堂をはじめ、納骨堂や念 -
令和7年1月
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藤原道長を描いた肖像画が奉納 大本山清浄華院
京都市上京区にある大本山清浄華院( 飯田実雄台下)が12月7日、平安時代中期に摂関政治の全盛期を築き、昨年放送されたNHK大河ドラマ『光る君へ』でも注目を集める藤原道長を描いた肖像画を初披露し、注目を集めている。 これは同院が、栄華を極めるも晩年、仏教に篤く帰依し、出家した道長が心血を注いで建立した法成寺跡地(同市同区)から見つかった石仏や建物柱を支える礎石