最新記事一覧
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浄土宗と天台宗の若手僧侶が厳修 東日本大震災物故者追悼法要
宮城教区浄土宗青年会(神尾弘彦会長)が2月27日、天台宗陸奥教区仏教青年会(四竃亮順会長)と東日本大震災物故者追善法要を営んだ。 これは、以前より四竃師と交流があった神尾師が、浄土宗開宗850年を機に、宗祖法然上人を育んだ比叡山を基にする天台宗の若手僧侶と、宗派の垣根を越えて交流を深めたいと考え企画したもので、天台宗の清浄光院(仙台市青葉区)に集まり、それぞ -
日豪を繋ぐお念仏の声 豪州日本人墓地で慰霊法要 浄土宗開教振興協会
2月9日から15日まで、海外の開教活動を支援する浄土宗開教振興協会(杉山俊明理事長)が、浄土宗の海外開教拠点の一つであるオーストラリア開教地を訪問し、現地日本人墓地で法要を勤めた。 これは、本年が戦後80年にあたることから企画されたもの。法要は太平洋戦争で命を落とした日本人が埋葬されたカウラ日本人墓地と、移民として同国で亡くなった日本人が埋葬され、浄土宗が整 -
大本山善導寺 第68世 日下部匡信台下 晋山式 厳修
九州における浄土宗の一大念仏道場である大本山善導寺(福岡県久留米市)で、3月12日、春の麗らかな日差しの下、同寺第68世・日下部匡信(くさかべきょうしん)台下の晋山式が盛大に営まれ、山内には台下の晋山を喜ぶお念仏の声が響きわたった。 晋山式とは、新たに任命された住職が、住職として初めてそのお寺に入ることを記念して営まれる法要のことで、「晋」は進む、「山」は寺 -
心ゆくまで味わう 法然さまの『選択集』 第28回
浄土宗で〝第一の聖典〟と位置づけられる書物『選択本願念仏集』(『選択集』)。「極楽往生を遂げるためには、何より〝南無阿弥陀仏〟とお念仏をとなえること」とする浄土宗の教えを、宗祖法然上人(1133ー1212)が微に入り細に入り説き示された「念仏指南の書」ともいえるものです。大正大学教授・林田康順先生に解説していただきます。 第4章三輩念仏往生の文④ ||味わい -
令和7年3月
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いちご亭 店主自慢のチーズケーキは家族みんなの「とっておき」
東京都江東区・重願寺檀信徒 東京東部の繁華街・錦糸町。その隣に、江戸時代から水運の要所として栄えた住吉という地域がある。小さな町工場や工房、古い住宅が立ち並び、下町の雰囲気が漂う。その裏通りで賑わいを見せているのは、ケーキと喫茶「いちご亭」。カフェ併設のパティスリーで、おしゃれだが親しみも感じさせる佇たたずまいだ。 「この地でお店を始めて40年近くになります