最新記事一覧
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花まつりのポスターを募集全日本仏教会
日本伝統仏教59宗派をはじめ、計105の仏教団体が加盟する(公財)全日本仏教会(伊藤唯眞会長)は、お釈迦さまの生誕を祝う行事 「花まつり」 の広報用デザインの募集を開始した。 採用作品は、ポスターや絵はがきとして全国寺院や教育施設などに掲示、配布される。「花まつり」を題材とした未発表のオリジナル作品であることが条件。締め切りは令和7年9月30日まで -
大本山清浄華院法主 飯田実雄台下 2期目へ
大本山清浄華院(京都市上京区)法主の任期満了に伴い、浄土門主・法主推戴委員会(委員長=川中光敎宗務総長)が4月18日、浄土宗宗務庁(京都市東山区)で開かれ、第83世法主飯田実雄台下の2期目推戴が決まった。任期は令和7年5月26日から4年間。 飯田台下は昭和24年生まれの76歳。47年に大正大学を卒業し、50年には同大学大学院を修了。55年から60年まで、長野 -
職人技と秋田の風土が生み出す地元で愛される上質な和菓子 光栄堂
秋田県鹿角市・圓徳寺檀信徒 「地元のお菓子」といえば、舌になじんだあの店のあの味が思い浮かぶ、という人も多いだろう。 秋田県鹿角市花輪にある「光栄堂」の和菓子も、きっとそんな地元のお菓子だ。「寺の行事で配るまんじゅうをこちらでつくってもらっています。とてもおいしいと好評なんですよ」 そう話すのは菩提寺・圓徳寺の齋藤道昭住職。光栄堂店主の山崎泰史さんは、「実 -
心ゆくまで味わう 法然さまの『選択集』 第31回
浄土宗で〝第一の聖典〟と位置づけられる書物『選択本願念仏集』(『選択集』)。浄土宗の教えを、宗祖法然上人(1133 – 1212)が説き示された「念仏指南の書」です。大正大学教授・林田康順先生に解説していただきます。 第4章三輩念仏往生の文 ⑦ 本章において法然上人は、阿弥陀仏について説かれた『無量寿経』のなか、浄土往生を願う者の資質や能力、往 -
大本山増上寺蔵 三種の大蔵経 ユネスコ「世界の記憶」に
4月17日、パリで開催されたユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の執行委員会で、「世界の記憶」に大本山増上寺(ぞう じょう じ)(東京都港区=小澤憲珠台下(お ざわ けん じゅ だい か))と浄土宗(川中光(こう きょう)敎(こう きょう)宗務総長)が共同で申請した「増上寺が所蔵する三種の仏教聖典叢書(ぶっ きょう せい てん そう しょ)」の国際登録を決め -
法然上人に想いを寄せ 総本山、大本山で御忌大会
桜が見ごろを迎えた4月。総本山知恩院(京都市東山区)をはじめ、大本山の増上寺(東京都港区)・金戒光明寺(京都市左京区)・百萬遍知恩寺(同)・清浄華院(京都市上京区)・善光寺大本願(長野市)では、春の陽光の中、法然上人の忌日法要である「御忌大会(ぎょ き だい え)」の荘厳な法要が相次いで執り行われた。 「御忌」とは本来、天皇などの忌日(き じつ)法要に用い