最新記事一覧
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能登半島地震を〝自分事〟として考える 大阪・生福寺が被災寺院の僧侶招き講演会
9月25日、大阪府泉大津市の生福寺(石原成昭住職)が「能登地震を自分事として考えてみませんか」と題した講演会を行った。能登半島地震の被災者の体験談を通じて、被災地の現状や地震に対する備えについて参加者に考えてもらうことを目的としたもので、能登半島地震追悼法要と併せて開催した。講演には、能登半島地震で大きな被害を受けた宝幢寺(石川県七尾市)副住職の高田光順師が -
第43回関東地区浄土宗児童教化連盟研修会 お念仏とライブペイントのコラボが好評
児童教化の推進を目的とする浄土宗関東地区児童教化連盟が、9月9日、ホテルニューイタヤ(栃木県宇都宮市)を会場に、第43回関東地区浄土宗児童教化連盟研修会を開催した。 当日は、作曲家・元東京藝術大学講師の青島広志氏や、動植物画家のumi.氏、教育・社会活動家の杉本哲也氏による講義が行われ、この中、umi.氏の講義中には「ライブペイント」も行われ、参加者の注目を -
浄土宗にまつわる名品156点が出展 特別展「法然と極楽浄土」開催 京都国立博物館
10月8日から、京都国立博物館(京都市東山区)で特別展「法然と極楽浄土」が始まった。この展覧会は、内乱や災害などが頻発していた平安時代末期に、「南無阿弥陀仏」ととなえることで誰もが平等に救われるという教えに法然上人が出会い、承安5年(1175)に浄土宗を開宗してから850年を迎えたことを機に開催されるもの。 多くの困難を乗り越え、万人の救済を目指しお念仏の教 -
伝統の作法で開宗を寿ぐ 浄土宗開宗850年慶讃法要令和6年十夜法要円成 大本山 光明寺
大本山光明寺(神奈川県鎌倉市)が、10月12日に浄土宗開宗850年慶讃法要を、13日から14日にかけて恒例の十夜法要を営んだ。浄土宗開宗850年の正当となった本年、浄土宗総本山、大本山では、開宗850年を迎えたことを寿ぎ、お念仏をとなえ、法然上人に報恩感謝を捧げることを目的に慶讃法要を勤めている。 十夜法要は、光明寺第9世祐崇上人が、後土御門天皇の勅許をうけ -
心ゆくまで味わう 法然さまの『選択集』 第25回
浄土宗で〝第一の聖典〟と位置づけられる書物『選択本願念仏集』(『選択集』)。「極楽往生を遂げるためには、何より〝南無阿弥陀仏〟とお念仏をとなえること」とする浄土宗の教えを、宗祖法然上人(1133ー1212)が微に入り細に入り説き示された「念仏指南の書」ともいえるものです。大正大学教授・林田康順先生に解説していただきます。 第4章三輩念仏往生の文① ||味わい -
心ゆくまで味わう 法然さまの『選択集』 第24回
浄土宗で〝第一の聖典〟と位置づけられる書物『選択本願念仏集』(『選択集』)。「極楽往生を遂げるためには、何より〝南無阿弥陀仏〟とお念仏をとなえること」とする浄土宗の教えを、宗祖法然上人(1133ー1212)が微に入り細に入り説き示された「念仏指南の書」ともいえるものです。大正大学教授・林田康順先生に解説していただきます。 第3章弥陀如来余行を以て往生の本願と