最新記事一覧
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石見教区浄土宗青年会が念仏行脚 法灯と共に90キロ
石見教区浄土宗青年会(山崎拓たく馬ま会長)は1月21日、22日の両日、お念仏をとなえながら練り歩く「念仏行脚」を実施した。これは、法然上人が修学された比叡山の青龍寺から全国・世界各地の浄土宗檀信徒へと法灯を託し、法然上人の教えの尊さをあらためて檀信徒に伝えることを目的に実施した浄土宗開宗850年慶讃事業の「法灯リレー」(令和5 年5 月9 日開始)の一環とし -
鷹司誓玉台下4月上旬で退任 新法主に川名観惠師 大本山 善光寺大本願
大本山善光寺大本願(長野市)第121世法主・鷹司誓玉台下の任期満了に伴い、2月17日に浄土門主・法主推戴委員会(委員長=川中光敎宗務総長)が東京宗務庁で開催された。 同委員会では、後任として東京都港区の善光寺住職・川名観惠(かんえ)師を推戴候補者とすることを全会一致で決定。川名師の承諾を得、同寺第122世法主として推戴することとなった。任期は4月9日から、令 -
令和6年度災害フォーラム開催 災害支援の課題探る 災害に強いお坊さんを目指す会
被災寺院への支援活動や情報共有、被災地支援のアテンド・アドバイスを行う浄土宗関係者で構成される、災害に強いお坊さんを目指す会(代表=馬目一浩師)が2月17日、浄土宗の僧侶・寺族を対象とした「令和6年度災害フォーラム 浄土宗内の災害支援の取り組みと今後の課題~活動を知り・繋がり・活かすために」の第3回目を浄土宗宗務庁(東京都港区)で開催し、オンラインを含め約3 -
浄土宗と天台宗の若手僧侶が厳修 東日本大震災物故者追悼法要
宮城教区浄土宗青年会(神尾弘彦会長)が2月27日、天台宗陸奥教区仏教青年会(四竃亮順会長)と東日本大震災物故者追善法要を営んだ。 これは、以前より四竃師と交流があった神尾師が、浄土宗開宗850年を機に、宗祖法然上人を育んだ比叡山を基にする天台宗の若手僧侶と、宗派の垣根を越えて交流を深めたいと考え企画したもので、天台宗の清浄光院(仙台市青葉区)に集まり、それぞ -
日豪を繋ぐお念仏の声 豪州日本人墓地で慰霊法要 浄土宗開教振興協会
2月9日から15日まで、海外の開教活動を支援する浄土宗開教振興協会(杉山俊明理事長)が、浄土宗の海外開教拠点の一つであるオーストラリア開教地を訪問し、現地日本人墓地で法要を勤めた。 これは、本年が戦後80年にあたることから企画されたもの。法要は太平洋戦争で命を落とした日本人が埋葬されたカウラ日本人墓地と、移民として同国で亡くなった日本人が埋葬され、浄土宗が整 -
大本山善導寺 第68世 日下部匡信台下 晋山式 厳修
九州における浄土宗の一大念仏道場である大本山善導寺(福岡県久留米市)で、3月12日、春の麗らかな日差しの下、同寺第68世・日下部匡信(くさかべきょうしん)台下の晋山式が盛大に営まれ、山内には台下の晋山を喜ぶお念仏の声が響きわたった。 晋山式とは、新たに任命された住職が、住職として初めてそのお寺に入ることを記念して営まれる法要のことで、「晋」は進む、「山」は寺