最新記事一覧
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開山・聖光上人を想い起こす 善導寺開山忌大法要 3月27日~29日
3月27日から29日、大本山善導寺(福岡県久留米市=日下部匡信台下)が、同寺を開いた浄土宗二祖・聖光上人の遺徳を偲ぶ開山忌大法要を勤める。 聖光上人(1162 -1238)は筑前香月(現在の北九州市八幡西区)出身で、14歳の時に天台宗の僧侶となり、比叡山延暦寺などで仏教を学んだ。36歳で法然上人と出会い、その教えに深く感銘を受けて弟子となり、上人から直々に教 -
宗祖法然上人の遺徳を偲んで 御忌
4月のうららかな日差しのもと、総本山知恩院、大本山増上寺 ・金戒光明寺 ・百萬遍知恩寺・清浄華院・善光寺大本願では、浄土宗を開いた法然上人を偲のんで勤める法要「御忌」が営まれます。 「お念仏をとなえれば誰でも極楽浄土に往生できる」という、画期的な教えを掲かかげ、浄土宗を開いた法然上人。 そのころ、仏教は貴族や武士など、限られた階層の人々のものでしたが、法然上 -
心ゆくまで味わう 法然さまの『選択集』 第27回
浄土宗で〝第一の聖典〟と位置づけられる書物『選択本願念仏集』(『選択集』)。「極楽往生を遂げるためには、何より〝南無阿弥陀仏〟とお念仏をとなえること」とする浄土宗の教えを、宗祖法然上人(1133ー1212)が微に入り細に入り説き示された「念仏指南の書」ともいえるものです。大正大学教授・林田康順先生に解説していただきます。 第4章三輩念仏往生の文③ ||味わい -
オルゴールの音色となった浄土宗宗歌「月かげ」 株式会社オルゴール
長野県駒ケ根市・安楽寺信徒 「月かげの いたらぬさとは なけれども ながむる人の 心にぞすむ」 これは法然上人が作られた和歌で、浄土宗宗歌の「月かげ」である。あまねく照らしてくださる阿弥陀如来の慈悲、そのみ光を月の光に譬えて歌いあげられたものだ。この宗歌を編曲し直してオルゴールにしたのが諏訪湖湖畔にあるオルゴール専門工場・株式会社オルゴールである。 会社を立 -
令和7年2月
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大本山清浄華院 浄土宗開宗850年慶讃事業法然上人御廟 落慶開眼法要 厳修
大本山清浄華院(京都市上京区=飯田実雄台下)は、浄土宗開宗850年を記念して同院法然上人御廟(墓所)を改修、1月7日に落慶開眼法要を執り行った。 同廟は1893年に再建されたもので、200年以上の歳月が経ち、傷みが目立つようになったため、浄土宗開宗850年に合わせ、改修を企画。同廟は地盤沈下や瓦のズレ、雨漏りによる白壁の崩壊などが見受けられたが、古材の保存・