最新記事一覧
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新たな僧侶127名の門出 伝宗伝戒道場 成満 総本山知恩院 大本山増上寺
浄土宗の教師(僧侶)になるための最後の修行である伝宗伝戒道場が、12月5日から25日まで総本山知恩院(伊藤唯眞猊下=京都市東山区)で、12月7日から27日まで大本山増上寺(小澤憲珠台下=東京都港区)でそれぞれ行われ、127名の新たな僧侶が誕生した。 伝宗伝戒道場とは、浄土宗が伝承する重要な「宗義」の系譜と、浄土宗僧侶が日常的に守るべき「戒」を相伝する道場で
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2月16日 浄土宗総合研究所がシンポジウムを開催 現代における仏教の魅力を知る
浄土宗総合研究所(今岡達雄所長)が2月16日、大本山増上寺(東京都港区)を会場に、「仏教の魅力再発見」と題して第51回公開シンポジウム(公開討論会)を開催する。テーマは現代社会における仏教の存在をめぐり、仏教に何が求められているのかを問い直すこと。そこから寺院や僧侶が社会でどのような役割を果たすべきか、今後の仏教の発信のあり方について、参加者と共に考える。 -
国の歴史的景観に寄与 堂宇6棟が有形文化財へ 埼玉 林泉寺
令和7年11月21日、国の文化審議会が文部科学相に、埼玉県越谷市にある林泉寺(木村惠隆住職)の堂宇6棟を登録有形文化財に指定するよう答申した。 同寺は、永仁5年(1297)の創建とされる古刹。徳川家康が鷹狩りの際に馬を繋いだと伝わる「駒止めのマキ」や、手を洗い、口をすすいだと伝わる「権現井戸」などが遺る徳川家ゆかりの寺院。 答申された6棟のうち、本堂は延
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全国で100年以上親しまれる岡山発、みんなの酢 ウヅラ酢 醸造元 大興産業
瀬戸内海沿岸地域には酒、醤油、酢といった醸造文化が古くから根付いている。その中で岡山県の井原市にある酢の醸造元である「大興産業」を訪れた。 「うちは普通の酢の醸造元ですよ」。そう話すのは片山周輔社長。 創業は大正8年。創業者の片山橘治氏が「困窮する農家の方々の役に立ちたい」との思いで、全国の農協で販売する酢を造り始めたのが始まりだ。 それからは、農協のスー
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心ゆくまで味わう 法然さまの『選択集』 第39回
浄土宗で〝第一の聖典〟と位置づけられる書物『選択本願念仏集』(『選択集』)を大正大学教授・林田康順先生が解説。 第7章 弥陀の光明余行の者を照らさず、ただ念仏の行者を摂取したもうの文③ 阿弥陀仏の光明は 本願念仏を修める者を照らす 【現代語訳】 私釈:私の解釈を問答の形にして申し述べます。〈質問します〉本章の篇目において、阿弥陀仏のお身体から放たれる光明がお -
浄土門主 総本山知恩院門跡 伊藤唯眞猊下 年頭ご挨拶
いさみあるお念仏を 阿弥陀佛の慈光のもと、新春をお迎えになられましたこととお慶び申し上げます。 法然上人は、「念仏にものうき人は無量のたからを失うべき人なり、念仏にいさみある人は無辺のさとりをひらくべき人なり」とお示しになりました。 お念仏をいやいや申している人はかぎりない宝を失うこととなり、お念仏を力強く勇んで申す人は、無辺のさとりが開かれるということで