最新記事一覧
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令和7年8月
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三大蔵ユネスコ「世界の記憶」登録を記念し 大本山増上寺で記念式典 開催
今年4月、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の執行委員会で「世界の記憶」に「増上寺が所蔵する三種の仏教聖典叢書(増上寺三大蔵)」が国際登録された。これを記念して7月1日、大本山増上寺(東京都港区=小澤憲珠台下)が、ユネスコ「世界の記憶」国際登録記念式典を開催。 「増上寺三大蔵」は、中国や朝鮮半島で当時の技術の粋を集めて印刷された3種の仏教聖典の集まりで、 -
本堂の建て替えを記念し 35年ぶり大日如来坐像開扉
5月4日から6日まで、滋賀県湖南市の正福寺(山川正道住職)が本堂落慶記念として、秘仏・大日如来坐像(重文)を35年ぶりに開扉、期間中約600人が参拝し、にぎわいを見せた。 同寺は733年、聖武天皇の勅願所として、華厳宗の良弁上人が開山したと伝わり、明暦年間(1655~1658)に浄土宗に改宗した。近年、本堂の老朽化が進み内陣も手狭だったことから260年ぶりに -
悲願の本堂落慶法要 お念仏の〝縁〟 広まる〝場〟に
浄土宗(川中光敎宗務総長)の海外での開教(浄土宗の教えを広める)の拠点の一つで、ブラジルで活動する南米開教区(佐々木良法開教総監)が、パラナ州クリチバ市にあるクリチバ日伯寺本堂の落慶を祝う「浄土宗南米開教区クリチバ日伯寺本堂落慶入佛法要」を6月8日に営んだ。 南米開教区は、昭和29年(1954)、にサンパウロで布教活動を行ったことに始まり、現在、同国内に4カ -
南米の地に響く念仏の声 浄土宗南米開教区が70周年記念法要
クリチバ日伯寺落慶法要に先立つ6月6日、ブラジルで活動する浄土宗南米開教区(佐々木良法開教総監)が、令和6年に同教区が70周年を迎えたことを記念し、サンパウロ州サンパウロにある南米浄土宗別院日伯寺で、「浄土宗南米開教70周年記念法要」を営んだ。 同開教区は昭和29年(1954)、浄土宗の特命開教使で後に初代総監となる長谷川良信師がサンパウロで布教活動をしたこ -
絃が奏でる多様な響き 大本山金戒光明寺で弦楽四重奏コンサート
6月1日、(公財)京都コンサートホールが大本山金戒光明寺(京都市左京区)の御影堂で、「弦楽四重奏コンサート“アトリエ王国『旅する王様』”」を開催。子どもからお年寄りまで400名以上が訪れ、演奏を楽しんだ。 これは、同館の開館30周年記念し、京都市内をクラシック音楽で満たすことを目的に市内の10カ所で開催を予定している「Kyoto Music Caravan