最新記事一覧
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大本山ご法主台下 新年ご法話
浄土宗には由緒沿革により全国に七つの大本山があります。その住職を法主(ほっす)といい、「ご法主台下(だいか)」とお呼びしています。新年にあたり、各大本山のご法主台下から読者の皆さまに一口法話を頂戴いたしました。 大本山 増上寺法主 小澤憲珠(おざわけんじゅ)台下 火の河、水の河の辺に追いつめられた旅人の気持ち、それはそのまま、善導大師ご自身のお気持ちなので -
近松門左衛門 300回忌 滋賀・金龍院所蔵 くつはきの阿弥陀如来が里帰り出開帳 11月22日 福井・鯖江市
滋賀県甲賀市の金龍院(静永秀明住職)は11月22日、歌舞伎・浄瑠璃作者の近松門左衛門300回忌に併せ、所蔵する近松ゆかりの仏像「くつはきの阿弥陀如来」を、近松生誕の地である福井県鯖江市の近松会館で出開帳(本尊を別の場所で開帳すること)した。 本年は近松生誕370年と同300回忌にあたることから、金龍院と鯖江市の近松の里づくり事業推進会議が主催となり企画、命 -
お念仏のつどい 開催 檀信徒らとお念仏のご縁をつなげる 京都教区教化団
12月5日、浄土宗京都教区教化団(北村隆信教化団長)は、「お念仏のつどい」を開催。檀信徒ら約140名が参加し盛会となった。 これは、宗祖法然上人の言葉「ただ一向に念仏すべし」のごとく、時間や場所を問わず、お念仏をとなえることを実践する毎年恒例の催し。例年、総本山大本山を含む京都教区内寺院を会場として行っており、本年は浄土宗開宗850年おまちうけ事業として総 -
徳川家ゆかりの寺院がにぎわう 山形・大督寺 東京・傳通院
令和5年NHK大河ドラマ「どうする家康」の放送が盛り上がるなか、各地の徳川家ゆかりの寺院で盛大な行事が営まれ、地域の話題を集めた。 10月28日、徳川四天王筆頭として活躍した酒井忠次を祖とする旧庄内藩酒井家の菩提寺・大督寺(山形県鶴岡市・齋藤浩明住職)が、初代藩主の忠勝らを祀る荘内神社と合同で、仏式の「歴代酒井家追善法要」と、神式の「歴代酒井家墓前祭」を組 -
尾木直樹氏、廣津留すみれ氏ら、幸せについて語る 第6回法然フォーラム 開催 11/28 名古屋 三井住友海上しらかわホール
浄土宗(川中光敎宗務総長)は11月28日、令和6年(2024)に迎える浄土宗開宗850年の慶讃事業の一つ、「浄土宗開宗850年記念法然フォーラム これからの幸せ」の第6回目を、名古屋市の三井住友海上しらかわホールで開催、約600名が来場し、盛会となった。 これは、開宗850年のキャッチコピー「お念佛からはじまる幸せ」をもとに、紛争・疫病・自然災害が頻発し、 -
浄土宗芸術祭美術展 浄土宗高僧名号展 開催 12/5~10 京都市美術館別館
浄土宗芸術家協会(光成輝道理事長)は、12月5日から10日まで京都市美術館別館において、「第48回浄土宗芸術祭」を開催した。浄土宗の僧侶や檀信徒をはじめとする同協会の会員による日本画、洋画、彫刻、写真、工芸、書などの幅広いジャンルの作品が多数出展された。 また令和6年に迎える浄土宗開宗850年慶讃事業の一環として、「令和5年度浄土宗高僧名号展」を併修。全国